米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、小型無人機で工事状況を監視する「沖縄ドローンプロジェクト」が8日夕、大浦湾北側のA護岸建設予定地で沖縄防衛局が進めるくい打ち試験の様子を撮影した。
作業現場を囲む汚濁防止膜から先で海水が白くなっている状況が確認された。
撮影した奥間政則さんは「濁り水が流出している。汚濁防止策が機能していない」と指摘し「今後、本格的に工事が始まれば、さらに濁り水が流出するだろう」との見方を示した。本紙は防衛局に工事による濁りかどうか問い合わせている。
(明真南斗)