沖縄県内で今年上半期(1~6月)に発生した米軍人・軍属、その家族の刑法犯の摘発者数が39人で、昨年同期比で14人増加したことが17日までに、県警のまとめ(暫定値)で分かった。米軍関係の摘発者数を巡っては、昨年1年間は60人で、過去10年で最多だった。今年はそれを上回るペースで推移している。
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今年上半期に摘発された米軍関係者の刑法犯のうち、強盗や不同意性交等などの凶悪犯は4人、傷害や暴行などの粗暴犯は9人だった。いずれも昨年1年間の摘発者数を既に上回っている。また、窃盗犯8人、風俗犯1人、建造物侵入などの「その他」は17人だった。
摘発件数は35件で、昨年同期比5件減だった。
県内全体では、今年上半期の刑法犯の摘発者数は米軍人・軍属、その家族らを含め1503人で昨年同期比53人増。摘発件数は2017件で、同97件増だった。