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汚染源特定に向けPFAS専門家会議 普天間飛行場周辺の調査結果、沖縄県が概要報告


汚染源特定に向けPFAS専門家会議 普天間飛行場周辺の調査結果、沖縄県が概要報告 イメージ
この記事を書いた人 アバター画像 中村 優希

 有機フッ素化合物(PFAS)が米軍普天間飛行場周辺の地下水から高い値で検出されている問題で、県環境保全課は6日、汚染源の特定に向けた2024年度調査の第2回専門家会議(座長・平田健正和歌山大名誉教授)を、那覇市の県市町村自治会館で開いた。会議は非公開。

 県は22年度から「基地周辺環境対策推進事業」として普天間飛行場周辺のボーリング調査を実施している。会議では、最終年度となる本年度の調査結果の概要を委員に報告した。

 普天間飛行場の南側で下流域にあたる調査エリアでは、汚染水の流れるルートがおおむね見えたという。同飛行場の北側の下流側にあたる消火訓練施設からチュンナガー間の調査では、狭い範囲で汚染地下水が流れていると推定している。