住民の反対などで政府が計画を断念した、うるま市石川への陸上自衛隊訓練場の整備計画について自由記述で尋ねると、県政与党系の立候補予定者からは「地元に説明もなく暴力的に建設計画が立てられた」と批判する声があった。同時に「地域住民の団結が政府の横暴をはね返した」「民意で押し返した」などと、住民の力で計画断念を勝ち取ったことを支持する声が聞こえた。
自民を中心とした野党系からは「防衛力の整備強化、人員増加に伴う訓練施設整備の必要性は理解できる」と政府の計画に理解を示す回答があった。一方、県議会で与野党を超えて計画断念を求める動きがあったように、ほとんどの野党系も「地元の理解を得られていないため反対」など、地域の合意形成がない状態で計画が進められたやり方に反対した。
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