沖縄での不発弾処理、23年度は21.6トン 「耐爆容器」は4回使用


沖縄での不発弾処理、23年度は21.6トン 「耐爆容器」は4回使用
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 沖縄総合事務局と県などでつくる沖縄不発弾等対策協議会の2024年度初会合が29日、那覇市の沖縄総合事務局で開かれ、23年度は、県内で21・6トンの不発弾が処理された。

 県の報告によると、23年度は、県の調査で発見された埋没弾1・5トン、県民からの通報で見つかった発見弾18・2トン(陸上)、1・9トン(海上)で計21・6トンだった。

 協議会では、沖縄総合事務局が23年度に試験運用を開始した密閉式の鋼の容器「耐爆容器」を使った不発弾処理についての報告もあった。本年度から本格運用が始まり、7月末現在、那覇市と糸満市で計4回の処理が行われた。 

(與那原采恵)