「小説」の記事一覧
<ひと>沖縄の原風景書きたい 琉球新報短編小説賞に選ばれた上地庸子さん
第51回琉球新報短編小説賞に輝いた。奈良県で暮らすが、「生まれ育った沖縄の原風景を書きたくて小説を書いている。私がものを書く時の源泉です」と言い切る。 大学 ...
身近な人の孤独描く 新報短編小説賞 上地さん、次作に意欲
2024/01/28
#小説
第51回琉球新報短編小説賞に選ばれた「寄居虫(やどかり)」は、子どもを亡くした主人公の深い孤独を描いた作品だ。作者の上地庸子(ようこ)さん(35)は、身近な人 ...
「目標果たした」 逢崎遊さん授賞式で喜び 小説すばる新人賞 沖縄・豊見城出身
【東京】集英社のすばる文学賞など出版四賞の贈賞式が17日、千代田区の帝国ホテルであった。このうち第36回小説すばる新人賞を受賞した逢崎遊(あいざきゆう)さん( ...
「王道の作品、書いていきたい」 小説すばる新人賞受賞 豊見城市出身、逢崎遊さんに聞く
第36回小説すばる新人賞(集英社主催)にこのほど、豊見城市出身の逢崎遊(あいざきゆう)さん(25)=神奈川県在住=の「正しき地図の裏側より」(「遡上(そじょう ...
小説すばる新人賞に逢崎遊さん 「遡上の魚」で受賞 沖縄・豊見城市出身
集英社は13日、第36回小説すばる新人賞に沖縄県豊見城市出身の逢崎遊(あいざきゆう)さん(24)=神奈川県在住=の「遡上(そじょう)の魚」など2作品を選んだと ...
エイサー通し描いた沖縄戦など 又吉栄喜さん、短編小説集「夢幻王国」を出版
「夢幻王国」を出版した又吉栄喜さん=琉球新報社 作家・又吉栄喜さんの短編小説集『夢幻王国』が6月末出版された。「沖縄戦幻想小説集」と銘打ち「全滅の家」「兵の踊 ...
宮古島市役所に勤めながらミステリー執筆 鮎川哲也賞優秀賞の小松立人さん ビーチでトリック思いつく
2023/06/08
#小説
長編ミステリーの新人賞、第33回鮎川哲也賞(東京創元社主催)の優秀賞にこのほど、大阪府出身・宮古島市在住の小松立人さん(49)の「そして誰もいなくなるのか」が ...
「本土の民主主義見直す機会に」 復帰前の沖縄描く小説「南風(まぜ)に乗る」の柳広司さん
2023/04/04
#小説
小説家の柳広司さんが、戦後の沖縄を舞台とした小説「南風(まぜ)に乗る」(小学館)を刊行した。沖縄側、本土側の視点を政治家の瀬長亀次郎、詩人の山之口貘、評論家で ...
〈ひと〉琉球新報短編小説賞を受賞した八重瀬けいさん テニアンで終戦迎えた母の話もいつか
2023/01/13
#小説
八重瀬けいさん 創作の拠点としているのは同人誌「九州文学」だ。小説や詩、随筆などさまざまな創作に携わる同人たちに「育ててもらった」と語る。年3回の同人誌発行に ...
18歳で離れた古里思う 受賞作「チャンプルー物語」に託す心 新報短編小説賞・八重瀬さん「夢みたい」
2023/01/12
#小説
笑顔を見せる八重瀬けいさん=10日、那覇市泉崎の琉球新報社(小川昌宏撮影) 「夢みたい」と、八重瀬けいさん(67)=福岡県=は第50回琉球新報短編小説賞に選ば ...
奈穂、赤星さん正賞 琉球新報短編小説賞
2021/12/30
#小説
左から奈穂カネーロさん、赤星十四三さん 第49回琉球新報短編小説賞の最終選考会がこのほど、那覇市内で開かれ、奈穂(なほ)カネーロ(本名・金城尚子)さん(74) ...
「史実と物語 調和に苦心」 連載小説「宗棍」完結 今野敏さんが振り返る
2020/11/06
#小説
今年1月から琉球新報本紙に掲載された新聞小説「宗棍」が10月末に終了した。作家・今野敏さんに連載を終えて、苦労したところや宗棍の功績について聞いた。(聞き手・ ...
沖縄の自画像 大城立裕の生きた時代〈中〉 小説「琉球処分」
2020/10/30
#大城立裕
世替わりも差別通底 首相発言で注目、新文庫本も 2010年6月4日。記者会見でカメラのフラッシュを浴びる新首相が突然、大城立裕さんの「小説 琉球処分」を読んで ...
<金口木舌>沖縄の私小説
2020/10/29
#大城立裕
大城立裕さんから時折、メールをいただいた。エッセーである。しばらくすると本人から電話があった。「ちょっと書いてみたよ。載せてくれないかな」 ▼15年ほど前の思 ...
芥川賞作家・又吉栄喜さんに聞く 創作意欲の元となる沖縄の原風景とは 小説に不条理あぶり出す
2020/10/20
#又吉栄喜
自著を手にする又吉栄喜氏=6日、浦添市立図書館(喜瀬守昭撮影) 生まれ育った浦添にこだわり小説を書き続けている。芥川賞作家・又吉栄喜さん(73)。半径2キロ以 ...
『海神の島』池上永一さんロングインタビュー③ 首里城再建、ウチナーンチュの気持ちが希薄
2020/09/17
#小説
『海神の島』出版を記念し、3回にわたった池上永一さんへのインタビュー最終回。琉球王国を舞台にした物語『テンペスト』で描いた首里城への思いや、再建に向けてのウチ ...
『海神の島』池上永一さんロングインタビュー① 3姉妹の声、本当に聞こえるんです
2020/09/17
#小説
『海神の島』 2017年に小説『ヒストリア』(角川書店)で第8回山田風太郎賞を受けた、沖縄県出身の人気作家・池上永一さん(50)の受賞後第1作『海神(わだつみ ...
『海神の島』池上永一さんロングインタビュー② 尖閣のこと、誰も語れない
2020/09/16
#小説
9日発売された『海神(わだつみ)の島』(中央公論新社・2090円)について、池上永一さん(50)に聞くインタビューの2回目。物語では、花城汀(なぎさ)、泉(い ...
県出身の作家東峰夫さんが新作 雑誌「民主文学」に連載小説
2020/05/31
#小説
東峰夫さん(日本民主主義文学会提供) 沖縄県出身の芥川賞作家、東峰夫(ひがしみねお)さん(82)が新作中篇小説「父母に捧げる散文詩」を雑誌「民主主義文学」(日 ...
創作に情熱 4氏たたえ 新報文学三賞贈呈式
2020/01/29
#受賞
(左から)第47回琉球新報短編小説賞佳作を受賞した新里健一郎さん、琉球歌壇賞を受賞した當間實光さん、遠藤石村賞を受賞した砂川紀子さん、琉球俳壇賞を受賞した平良幸 ...
新報短編小説賞、佳作に新里健一郎さん 正賞は該当なし イランが舞台の「大麻とコーラと斬首刑」
2019/12/19
#小説
新里健一郎さん 第47回琉球新報短編小説賞の最終選考会がこのほど東京都内で開かれ、佳作に新里健一郎さん(52)=那覇市、公務員=の「大麻とコーラと斬首刑」が選 ...
作家 オーガニックゆうきさん ミステリー小説創作の源は… 藤井誠二の沖縄ひと物語(7)
2019/08/20
#オーガニックゆうき
小説の舞台の一つ「パラソル通り」で亡き兄の学生服と京都大学の学帽姿でほほ笑むオーガニックゆうきさん=5月、那覇市牧志(ジャン松元撮影) 彼女はぶかぶかの学ラン ...
ミステリーの舞台巡る 那覇・水上店舗ツアー 著者オーガニックさん案内 執筆秘話に耳傾け
2019/05/11
#オーガニックゆうき
ガーブ川でオーガニックゆうきさん(左から3人目)の解説を聞く参加者=那覇市牧志 【那覇】那覇の商店街をホームに活動する「マチグヮー楽会」主催のイベントがこのほ ...
校長先生、卒業生に物語をプレゼント 児童のエピソード詰まった8編 「面白い」との感想に背中押され
2019/03/22
#卒業
金城毅校長(中央)の作品を読み比べた(左から)野原航太君、山城望君、平田永愛さん、徳村美来さん=11日、糸満市の米須小学校校長室 【糸満】沖縄県糸満市立米須小 ...
いま注目のニュース
一覧へ