松川市政を継承する 佐喜真淳陣営が打ち上げ式 宜野湾市長選 きょう8日投開票


松川市政を継承する 佐喜真淳陣営が打ち上げ式 宜野湾市長選 きょう8日投開票
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【宜野湾】宜野湾市長選の投開票を翌日に控えた7日、無所属新人で前市議の桃原功氏(65)=立民、共産、社民、社大推薦=と無所属元職の佐喜真淳氏(60)=自民、公明推薦=の両陣営は市内で支持者を集めた打ち上げ式を開催し、最後の訴えで支持を呼びかけた。

  (’24宜野湾市長選取材班)

ガンバロー三唱で気勢を上げる佐喜真淳氏(左から2人目)ら=7日、宜野湾市上原

 私は松川正則市政を継承すると訴えてきた。松川市政の2期6年、私、佐喜真淳の2期6年、合わせたこの12年を否定されてはならない。これが今回の大きな争点だ。あと1日団結して、松川市長に勝利を報告しよう。

 普天間飛行場の返還合意から28年。そろそろ普天間飛行場で苦しまないような未来をつくろう。私にしかできない。一つの争点だ。そして普天間飛行場の跡地利用は次の世代へバトンタッチできる大きな財産だ。那覇と名護を結ぶ鉄軌道の結節点にもなり得る。将来に向けて必ず実行する。

 こういった夢や希望は前に進むことによって実現する。実現するためには、今回の選挙で勝たなければならない。時間を過去に戻してはならない。私、佐喜真淳を皆さんの力で市長へと押し上げてほしい。

最後の訴えをする佐喜真淳氏=7日午後6時31分、宜野湾市上原(又吉康秀撮影)

 ~プロフィル~

 佐喜真 淳氏(さきま・あつし) 1964年8月9日生まれ。宜野湾市真志喜出身。千葉商科大卒。市議や県議を経て、2012年の宜野湾市長選で初当選。2期目途中の18年8月まで市長を務めた。18年、22年の知事選に出馬したが、落選した。


<応援弁士>

動かなかった市道完成

 選対本部長・呉屋等市議会議長 ここ上原交差点は象徴的な場所だ。そばにある市道11号の整備は27年間の革新市政で1ミリも動かなかった。佐喜真市長が当時工事を始め、松川正則市長が完成させた。松川市政を継承できるのは佐喜真しかいない。全力で戦ってほしい。

市民皆の力で継承実現

 選対本部特別顧問・宮崎政久衆院議員 松川正則市長の思いを引き継いでいこう。適任者は佐喜真淳しかいない。宜野湾市はこの12年間で発展をしてきた。この方向で13年目をつくりたい。最後の最後まで、松川市政を継承する佐喜真市政をつくる。市民のみんなの力でやろう。

普天間返還進んでいる

 島袋大自民党県連会長 相手候補は、普天間飛行場の返還は28年間、1ミリも動いてないと言っている。しかし、来年度の沖縄関係予算の概算要求では普天間飛行場返還跡地の先行取得予算が68億円ついた。普天間返還は進んでいる。実現に向け、最後まで頑張ろう。