【宜野湾】宜野湾市長選の投開票を翌日に控えた7日、無所属新人で前市議の桃原功氏(65)=立民、共産、社民、社大推薦=と無所属元職の佐喜真淳氏(60)=自民、公明推薦=の両陣営は市内で支持者を集めた打ち上げ式を開催し、最後の訴えで支持を呼びかけた。
(’24宜野湾市長選取材班)
相手候補はどこを向いて政治をしているのか。市民の個人情報を本人に確認せずに自衛隊に提供した。普天間飛行場内の改修・新築工事は今も行われており、私たちの税金が使われている。議会で反対の意思を示すべきだと何度も進言してきたが、黙認している。普天間を返させる気があるのであれば、工事に反対するべきだ。
返還合意から28年がたった。本当の意味での平和を取り戻すために、一緒になって返還を求めていこう。政府が一番、恐れているのは国民、市民の結集だ。連帯し、日米両政府にこれ以上待てないと訴えよう。
今、ようやく相手の背中が見えた。追い越そう。力を貸してほしい。皆さんのための勝利だ。皆さんのために勝ちたい。一緒に新しい宜野湾市をつくっていこう。
~プロフィル~
桃原 功氏(とうばる・いさお) 1958年11月4日生まれ。宜野湾市普天間出身。九州共立大卒。会社経営を経て97年の市議補選に立候補し初当選し、連続8期当選した。市議会基地関係特別委員長を務めた。第3次普天間爆音訴訟団副団長。
<応援弁士>
市政の時計の針戻すな
選対本部長・伊波洋一参院議員 市長にふさわしいのは豊かな経験と実績を持ち市民と共に歩む桃原だ。過去に旧統一教会と関係を持ち、政府の言いなりになる相手候補ではない。勢いはわが方にある。時計の針を戻して市政を任せるわけにいかない。何としても勝利しよう。
市民の声基に公約実現
玉城デニー知事 市民が望んでいるのは、笑顔輝くまち、宜野湾だ。宜野湾市を新しいまちに生まれ変わらせるのは、桃原でなければできない。市民の声を基にした公約を実現させよう。桃原氏に新しい宜野湾市のかじ取りを任せる明日を実現させよう。
生活の底上げ尽力した
玉城健一郎県議 桃原氏は27年間、市議として市民に向き合い、生活の底上げに力を入れてきたからこそ92の政策を発表できた。相手候補はどうか。政策を多く語らず、松川市政の後継と言っているだけだ。市長の資格はない。桃原新市長を誕生させよう。