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キングスとイオンがコラボワイン 愛知県東海市のブドウを使用 沖縄市と姉妹都市15年を記念し発売


キングスとイオンがコラボワイン 愛知県東海市のブドウを使用 沖縄市と姉妹都市15年を記念し発売 沖縄市×愛知県東海市姉妹都市15年コラボワイン
この記事を書いた人 Avatar photo 石井 恭子

 【沖縄】沖縄市と愛知県東海市の姉妹都市提携15周年を記念し、琉球ゴールデンキングスとイオン琉球が連携した国産ワイン発売に関する記者会見が4月19日、沖縄市役所で開かれた。

 東海市のブドウを使ったコラボ第2弾となる今回は「ルージュ」「ブラン」「ロゼ」の3種。味わいはさらに進化を遂げたといい、初めてロゼも加わった。ラベルにはキングスの選手が躍動する。市政50周年を迎える沖縄市の桑江朝千夫市長は試飲後、「若さを感じるワインでおいしかった」などと感想を述べた。

コラボワインをPRする(左から)イオン琉球の鯉渕豊太郎社長、桑江朝千夫沖縄市長、沖縄バスケットボールの白木享社長、マスターソムリエの高野豊氏ら関係者=4月19日、沖縄市役所

 会見には鯉渕豊太郎・イオン琉球社長、白木享・沖縄バスケットボール社長、イオンリカーのアドバイザーを務めるマスターソムリエの高野豊氏らが参加。チャンピオンシップ進出を決めたキングスの西地区優勝がいつになるかという話題で盛り上がった。

 日本の巨峰の発祥地などとしての東海市を紹介した高野氏は、同市のある知多半島の温暖な気候が生むブドウの魅力に言及。この企画によるコラボワイン作りは、既存品のラベルの張り替えではなく「毎年進化する、本当のオンリーワン」のワイン作りだと説明した。第1弾から使用するブドウを変えており、今回は白がデラウェア、ロゼが巨峰で作られたという。

 愛知県出身の白木社長は「商品を通じて沖縄の素晴らしさをワインの形で出していただけるのはありがたい」と語った。

 キングスの刻印のある化粧箱入りで3種で804本を発売。イオン那覇、南風原、北谷、具志川、名護、イオンスタイルライカムの各店とイオンネットスーパー(抽選で選手サイン入り)で販売。1本税込み3850円。

 (石井恭子)