「沖縄用語辞典」の記事一覧

　方言名フェーガジャン、ブヨ【沖】、ブト【八】。沖縄本島北部の森林に多い。体長３ミリ内外の小さな虫だが、人畜にたかり、吸血する。刺されたところは赤くはれ、強いか ...

　沖縄県内に所在する米軍専用施設・区域は３８施設、２万３７５３ヘクタールで、日本国内に所在する米軍専用施設・区域３万１３４９ヘクタール（９１施設）の７５％にあた ...

　医療事情のとくに悪い１５の無医地区に医師を派遣する制度。１９６１年日本政府との間に「へき地医師派遣に関する協定」が結ばれ、同年１月、最初の日本政府派遣医師団が ...

　バショウ科、ヘリコニア属の総称。熱帯アメリカ、南太平洋諸島原産。多くの種、品種、交配種があり、赤、黄色などの苞を観賞する多年草。県内ではウナズキヘリコニアなど ...

　首里城正殿前の木造門。別名君誇り御門。細長い建物で、中央部が３つのくぐり門になっている。中央の門は、国王、冊封使の専用門であった。創建年代は不明だが、両翼の石 ...

　三山分立時代、北山（山北）王が治めていた恩納、金武以北の北部地域。北山王の居城は今帰仁城で、王統は今帰仁按司が何代か続いた後、怕尼芝按司（羽地）→ミン按司（保 ...

　沖縄戦で、沖縄本島に上陸した米軍は一般住民と戦闘参加者に分けて収容した。戦闘参加者はさらに本土出身兵士、朝鮮人、県出身者に分けた。捕虜収容所は沖縄本島中北部に ...

　１９０２～１９９２（明治３５．１．１５～平成４．１０．３１）　教育者、歴史研究者。教職を経て１９５３年琉球政府文教局長、６１年沖縄大学学長、６４年文化財保護委 ...

　伊江島のモーアシビ歌。生活讃歌。マシュンクとナビーの２人どちらが美しいか比べたら、わずかにナビーが勝っていたというもの。ところが負けたマシュンクが曲名になって ...

　１８５４～１９２３（尚泰７．４．８～大正１２．１２．１６）　座間味村生まれ。座間味間切長、村長。１９０１年、阿真部落にカツオ節製造工場を作り、県人による初のカ ...

　尚家の資金を投じて設立され、首里士族によって経営された貿易商社。明治・大正期の尚財閥の中心企業の一つ。大阪・沖縄・福州の三角貿易でかなりの規模の貿易を展開した ...

　那覇港の北岸の突堤部。古琉球時代、対岸の屋良座森グスクと結んで、倭寇からの防御のために長堤を築き砦を置いていた。後に船旅の見送り場所ともなった。跡地に拝所があ ...

　南十字座。南天の天の川の中に位置し、２個の１等星、１個の２等星と１個の３等星のつくる十字形の星座。沖縄では、１月中旬から５月中旬にかけて、からす座の四角形が中 ...

　１８８３～１９５６（明治１６．８．４～昭和３１．５．２４）　民俗学者で教育者。羽地村（現名護市）生まれ。沖縄師範学校卒業後、国頭郡内で教師をする傍ら、山原の民 ...

　国立ハンセン病療養所。平良町長、仲宗根勝米の尽力により１９３１年に県内初のハンセン病施設としてスタートした。３３年、臨時国立宮古療養所となる。戦前の４１年宮古 ...

　八重山の節歌の一つ。祝いの席上や催しのしめの時、ヤーラーヨー節とともに合唱される。ミルク（弥勒）は五穀豊穣をもたらす神。「大国のミルク我が島にいもちうかきぶさ ...

　恩納村字前兼久にあるビーチで沖縄におけるリゾートブームの先がけ。復帰以前からムーンビーチ（月の浜）として親しまれてきた海水浴場を１９７５年に県内ゼネコン系列会 ...

　琉球における正式な学校の始まり。久米村に孔子と四配の像を安置した聖廟が出来たのは１６７４年である。１７１４年程順則名護親方の建議で、聖廟境内に儒学文教を広める ...

　マメ科の小高木。熱帯アジア、オーストラリア原産。葉は羽状複葉、整った樹形に育つ。鮮黄色の花が枝先に１０数個集まって咲き、５～６月と１０～１１月に開花する。街路 ...

　宜野湾市真志喜にある泉で、森川公園の一部にある。石積みの樋（とい）から湧く水の清らかさで知られ、天女が水浴したという羽衣伝説が伝わる。後に中山王となる察度（さ ...

　１６２４年、ルエダ神父が来島し、石垣永将らと交流した。石垣らはキリシタンの嫌疑で取調べをうけ、一旦は処分が下されたが、薩摩の命によって３５年石垣が、さらに３８ ...

　１９８５（昭和６０）年、八重山毎日新聞社が創刊３５周年を記念して創設した八重山の研究、芸術文化に顕著な業績をあげた人に贈られる賞。八重山研究の父と言われる喜舎 ...

　方言名ヤクゲー。リュウテンサザエ科の大形巻貝。殻高１８センチ、殻径２０センチ。肩は張りだして段状をなす。殻の内側は真珠光沢をおびる。サンゴ礁の深い穴にすみ、夜 ...