「沖縄用語辞典」の記事一覧
二才踊 (にせおどり)
2003/03/01
二才(一般男子)の踊りをいう。琉球古典舞踊の一ジャンルである。組踊から独立して再構成された「高平良万歳」や「波平大主道行口説」、二才芸として創作された「上り口 ...
「二童敵討」 (にどうてきうち)
2003/03/01
玉城朝薫の組踊五番の一つ。1719年尚敬王冊封式典の重陽の宴で初演。徐葆光の『中山伝信録』に「鶴亀二児復父仇故事」とある。能の「小袖曽我」「夜討曽我」と重なる ...
人頭税 (にんとうぜい)
2003/03/01
貧富によらず、人(頭)を単位として賦課・徴集される税制をいい、世界各地に存在した。琉球においては古琉球から琉球一円存在したともいわれるが、近世先島の租税制度を ...
年頭使 (ねんとうし)
2003/03/01
王府が薩摩藩主へ年頭慶賀のために派遣した使者。親方クラスが任じられ、上国(薩摩)すると薩摩琉球館に入って、そのまま1年間、在番親方をつとめた。三司官は多くこの ...
野甫島 (のほじま)
2003/03/01
伊平屋村の島。面積1.1平方キロ、周囲4.82キロ。伊平屋島と野甫大橋(1979年完成)で結ばれる。橋の中央から伊是名、伊江の両島が一望できる。野甫小中学校が ...
ハイサイおじさん
2003/03/01
喜納昌吉が高校2年のとき作曲したという沖縄の新民謡。伴奏楽器として三線が主流の琉球民謡界で、エレキギターを導入、賛否両論の中で新しい音楽をつくった。この曲で本 ...
南風原バイパス (はえばるばいぱす)
2003/03/01
国道329号の南風原町与那覇から那覇市上間間の慢性的な交通渋滞の緩和と那覇空港自動車道、那覇東バイパス、与那原バイパスなどと一体となった幹線道路網の形成が目的 ...
花織 (はなおり)
2003/03/01
独特の模様織物で、首里花織、読谷山花織、与那国花織がある。首里花織は、平織花綜絖により織られる紋織で、色糸を使わず組織変化で模様を作る。両面使用できる。読谷山 ...
花ボール (はなぼーる)
2003/03/01
伝統ある王朝(琉球)菓子の一つ。小麦粉、砂糖を主原料とし、長方形の生地に切り込みを入れ、一つ一つ形をつくる。祝儀、法事用の盛り菓子の台にも用いられる。小型のも ...
浜下り (はまおり)
2003/03/01
旧暦3月3日の行事。潮干狩りをするが、浜に下りて海水に身体を浸して身を清めるという民間信仰によるものである。3月3日以外の日でも、鳥が家の中に飛び込んで来るな ...
バラフエダイ
2003/03/01
方言名アカナー。フエダイ科。体長は最大級で1メートル。比較的浅いサンゴ礁域に生息する。シガテラ毒をもち、中毒例もある危険種。幼魚には背びれと側線の間に乳白色の ...
ばんがむり
2003/03/01
宮古の子守歌。ムイアンガ(守姉)が、幼児の将来の大成を願って対句を重ねてうたう。守姉の幼児への思いが強く出ている。「東里真中」とともに美しい旋律でうたわれ、親 ...
B円 (びーえん)
2003/03/01
米軍発行の円表示B型軍票。1948年7月から58年9月にドル通貨制へ移行するまで、沖縄で唯一の法定通貨として使用された。日本円の不法流入によるインフレ防止、日 ...
東恩納寛量 (ひがしおんな・かんりょう)
2003/03/01
1853~1915(尚泰6.3.10~大正4.12) 空手家。那覇西村生まれ。中国に渡り、苑振山のもと10年余修行。1893年帰国後、多くの子弟に心身の鍛練を ...
比謝川 (ひじゃがわ)
2003/03/01
沖縄本島最大の河川。全長17.55キロ。水量が豊富で那覇、浦添、宜野湾など主要都市に水を供給している。県内有数の清流を誇り、コイやフナ、ウナギなど各種生物が生 ...
ヒバリシギ
2003/03/01
シギ科の冬鳥。全長15センチ。冬羽は上面が灰褐色と黒褐色のまだら模様。背にV字形につながった白い線が出る。眉(び)斑は灰白色で下面は汚白色。くちばしは黒く、脚 ...
ひめゆり平和祈念資料館 (ひめゆりへいわきねんしりょうかん)
2003/03/01
永遠の世界平和を訴え、「戦争と教育」をテーマに1989年6月23日、糸満市伊原に開館した。運営主体は(財)女師・一高女ひめゆり同窓会。沖縄戦に看護隊として動員 ...
ヒレザンショウ
2003/03/01
ミカン科の常緑低木。沖縄と小笠原だけに分布し、海岸の岩場に自生する。別名イワザンショウ、方言名はサンソ、センスルギー。葉は光沢のある小形の羽状複葉、葉と果実は ...
ブーゲンビレア
2003/03/01
オシロイバナ科の半つる性低木。南米原産の園芸品種。沖縄へは明治時代に入ったとされ、現在ではハワイ、タイなどから様々な品種が導入されている。代表花としている市町 ...
普久原朝喜 (ふくはら・ちょうき)
2003/03/01
1903~1981(明治36.12.30~昭和56.10.20) 音楽家。越来村(現沖縄市)照屋生まれ。1927年にマルフクレコードを設立。作詞・作曲、レコー ...
復帰運動 (ふっきうんどう)
2003/03/01
1951年4月、社大、人民両党を中心に結成された日本復帰促進期成会が、県民署名を集めて陳情行動を展開。53年に沖縄諸島祖国復帰期成会(屋良朝苗会長)発足、第1 ...
プライス勧告 (ぷらいすかんこく)
2003/03/01
米下院軍事委員会特別委員会が行った沖縄に関する調査報告書。1956年6月に発表された。沖縄基地の重要性を指摘して具体的に11項目を勧告。特に軍用地料の一括払い ...
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