「沖縄用語辞典」の記事一覧
泊大橋 (とまりおおはし)
2003/03/01
那覇、泊、安謝新港の3埠頭間の港湾貨物の迅速な輸送を図るバイパスとして、国と那覇市が手がけ、1986年4月、完成した。全長1118メートル。那覇港臨港道路のメ ...
豊平良全 (とよひら・りょうぜん)
2003/03/01
1786~1848(尚穆35.2.12~尚泰元・11.10) 首里出身の官生。書画・詩文に秀でた学者肌の人。1836年大里間切大城地頭となる。姓も豊平に。国学 ...
仲里間切蔵元跡 (なかざとまぎりくらもとあと)
2003/03/01
仲里間切は仲里村(現久米島町)の王府時代の行政区名。蔵元とはその管理政庁のこと。両先島と久米島二間切に設置。現在美崎小学校の一角に高さ約3メートル、三門(二門 ...
仲原善忠 (なかはら・ぜんちゅう)
2003/03/01
1890~1964(明治23.7.15~昭和39.11.25) おもろ研究者。久米島生まれ。広島高等師範卒。伊波普猷亡き後、『おもろ新釈』を発表して、おもろ研 ...
仲村家文書 (なかむらけもんじょ)
2003/03/01
1604(万暦32)年、07年、12年に、首里王府が今帰仁間切の役人やノロに発給した3点の辞令書。本部町の仲村家に伝わる。09年の琉球への薩摩侵入が王府の体制 ...
名護市国際海洋環境情報センター (なごしこくさいかいようかんきょうじょうほうせんたー)
2003/03/01
2001年11月、名護市豊原に開所。文部科学省所管法人の海洋科学技術センターが運用する。アジア太平洋地域の海洋環境情報の発信拠点と位置づけられている。 『最新 ...
那覇空港 (なはくうこう)
2003/03/01
1933年、旧海軍が小禄飛行場として建設。45年、米軍管理下におかれた。54年、戦後初の日本民間機就航。72年、日本復帰で米軍から運輸省に引き継がれ、第2種空 ...
那覇臨港道路 (なはりんこうどうろ)
2003/03/01
港湾間をつないで物流をスムーズにする道路。那覇港の3ふ頭間には、6本の臨港道路が走る。生活道路としても利用されている。もっとも長い港湾1号線は那覇ふ頭旅客待合 ...
『南島歌謡大成』 (なんとうかようたいせい)
2003/03/01
南島歌謡の一大資料集。沖縄編上下、宮古編、八重山編、奄美編の全5巻からなる。1978~80年、角川書店刊。総編集外間守善。文献資料と長年のフィールドワークによ ...
根間の主のアヤグ (にいまぬしゅーぬあやぐ)
2003/03/01
宮古の歌謡で、クイチャーアーグの一つ。狩俣集落の根間の主が首里にのぼる時、愛しいカナガマが心をこめて海上平安を祈った叙情歌。1600年代中山王府への献上歌とも ...
二才踊 (にせおどり)
2003/03/01
二才(一般男子)の踊りをいう。琉球古典舞踊の一ジャンルである。組踊から独立して再構成された「高平良万歳」や「波平大主道行口説」、二才芸として創作された「上り口 ...
「二童敵討」 (にどうてきうち)
2003/03/01
玉城朝薫の組踊五番の一つ。1719年尚敬王冊封式典の重陽の宴で初演。徐葆光の『中山伝信録』に「鶴亀二児復父仇故事」とある。能の「小袖曽我」「夜討曽我」と重なる ...
人頭税 (にんとうぜい)
2003/03/01
貧富によらず、人(頭)を単位として賦課・徴集される税制をいい、世界各地に存在した。琉球においては古琉球から琉球一円存在したともいわれるが、近世先島の租税制度を ...
年頭使 (ねんとうし)
2003/03/01
王府が薩摩藩主へ年頭慶賀のために派遣した使者。親方クラスが任じられ、上国(薩摩)すると薩摩琉球館に入って、そのまま1年間、在番親方をつとめた。三司官は多くこの ...
野甫島 (のほじま)
2003/03/01
伊平屋村の島。面積1.1平方キロ、周囲4.82キロ。伊平屋島と野甫大橋(1979年完成)で結ばれる。橋の中央から伊是名、伊江の両島が一望できる。野甫小中学校が ...
ハイサイおじさん
2003/03/01
喜納昌吉が高校2年のとき作曲したという沖縄の新民謡。伴奏楽器として三線が主流の琉球民謡界で、エレキギターを導入、賛否両論の中で新しい音楽をつくった。この曲で本 ...
南風原バイパス (はえばるばいぱす)
2003/03/01
国道329号の南風原町与那覇から那覇市上間間の慢性的な交通渋滞の緩和と那覇空港自動車道、那覇東バイパス、与那原バイパスなどと一体となった幹線道路網の形成が目的 ...
花織 (はなおり)
2003/03/01
独特の模様織物で、首里花織、読谷山花織、与那国花織がある。首里花織は、平織花綜絖により織られる紋織で、色糸を使わず組織変化で模様を作る。両面使用できる。読谷山 ...
花ボール (はなぼーる)
2003/03/01
伝統ある王朝(琉球)菓子の一つ。小麦粉、砂糖を主原料とし、長方形の生地に切り込みを入れ、一つ一つ形をつくる。祝儀、法事用の盛り菓子の台にも用いられる。小型のも ...
浜下り (はまおり)
2003/03/01
旧暦3月3日の行事。潮干狩りをするが、浜に下りて海水に身体を浸して身を清めるという民間信仰によるものである。3月3日以外の日でも、鳥が家の中に飛び込んで来るな ...
バラフエダイ
2003/03/01
方言名アカナー。フエダイ科。体長は最大級で1メートル。比較的浅いサンゴ礁域に生息する。シガテラ毒をもち、中毒例もある危険種。幼魚には背びれと側線の間に乳白色の ...
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