「沖縄用語辞典」の記事一覧

　上野村宮国に１９９６年７月、オープン。１８７３年、難破したドイツ商船・ロベルトソン号の乗組員を救助した「博愛美談」に基づき、上野村が交流・観光施設として建設。 ...

　酢の物、和え物のこと。エーイ、スーネー、ナマシなど地域によって名称が異なる。白あえ、辛子酢あえ、落花生あえ、みそあえなども含まれる。ンスナバー（ふだん草）、ゴ ...

　首里城のほぼ東側に位置することから「東苑」とも称された王家の別邸（離宮）。１６７７年、尚貞王が薩摩の使者や中国の冊封使をもてなすために造営した、とされ望仙閣や ...

　１９０４年〈上の芝居〉で初演。渡嘉敷守良作の琉球史劇全５幕。尚元王（俗にチーグー王）即位に関わる物語。初演当時は「琉球故事」、０７年に「大新城忠勇噺」の外題で ...

　祭りに謡われる沖縄諸島の古歌謡の一つ。〈思い〉のこと。村落共同体の繁栄や五穀豊穣など、多くの願いを謡った呪祷性の強い歌謡。ノロや根神、他の神職等が御嶽をはじめ ...

　捕虜収容所や民間人収容地域で配布された戦後初めて発刊された新聞。１９４５年７月２６日発行の創刊号は題字がなく、２号から『ウルマ新報』となった。米軍側責任者は米 ...

→アイゴ 『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込) ...

　首里城北側にあった第２尚王統の菩提寺。臨済宗。尚真王が父尚円王を祭るために１４９２年に、大和僧芥隠を開山住持として、鎌倉円覚寺を模して創建したという。禅宗七堂 ...

　生没年未詳　三山鼎立期に琉球の長史、国相となる。当初は中山、山南の双方の外交文書を作成したり、使者となっていたが明確な所属関係はなかった様である。尚巴志が中山 ...

　１６４７～１６８６（順治４．３．５～康煕２５．１２．１３）　尚質王の次子。向姓摩文仁御殿の始祖。１６７６年に摂政に就任する折り、初めて朱印（辞令書）を賜り、以 ...

　アオイ科の常緑高木。方言名はユウナ。海岸地帯に自生する。花は大きく、１日花で、咲き始めは鮮黄色だが、しだいに赤みがかり、橙色になって落花する。公園樹や街路樹と ...

　１９９０年の全国高校野球選手権で、県代表の沖縄水産高校の活躍。横浜商などを破って決勝進出したが、決勝では天理に敗れた。翌９１年も決勝まで進み、大阪桐陰に打撃戦 ...

　恩納村宇加地から名護市世冨慶までの海岸沿い、羽地内海から辺戸岬に至る海岸、慶良間諸島を含む周辺海域の３カ所は「環境庁関係法令の適用の特別措置に関する政令」によ ...

　沖縄経済の復興が進むにつれ、商業銀行設立への社会的要請が高まり、１９５６年６月に設立された。三和相互銀行、東洋相互銀行、南陽相互銀行を相次いで吸収・合併。８９ ...

　軍転協。県と基地所在３１市町村が、米軍や自衛隊基地などの軍用地や返還跡地の利・転用の促進、軍用地から生じる諸問題について協議するために設置された組織。１９７７ ...

　女性に関する諸問題の調査・研究を行い、女性の地位向上・社会参画の促進を目的とした県の複合施設。１９９６年７月、那覇市西に落成した。通称てぃるる。多目的ホール、 ...

　沖縄県などが出資する第三セクターの株式会社。県内で加工、製造される産品の販売促進と、製造業への県外市場情報の提供、海外からの原材料の供給など地場産業の振興を目 ...

　前身は、琉球国王・尚温が創設した国学を受け継いで１８８０年に設立された首里中学校。１９１１年、沖縄県立第一中学校と改称。通称一中。４５年、教師・生徒は鉄血勤皇 ...

　略称は県労協。官民を網羅した連合体組織・全沖労連から分裂した労組が中心となって１９６４（昭和３９）年に結成。結成時は２４組織、２万５０００人。７０年同盟系労組 ...

　国際的交流拠点として宜野湾市真志喜に建設された、大展示場、会議場、劇場の３棟からなる施設。県の復帰１０周年記念事業。総面積８９５５平方メートル、最大収容人数６ ...

　宜湾朝保編。１８７０年に出版された沖縄初の和歌集。朝保以前の沖縄の歌人３６人の歌を一首ずつ載せる。序文を歌の師である八田知紀が、跋文を歌友の樺山資雄が寄せてい ...

　比嘉春潮、伊波普猷、大浜信泉らの呼び掛けで１９４５年１２月に結成された本土在住沖縄県出身者の組織。機関誌『自由沖縄』を発行し、沖縄の解放を訴えた。戦後沖縄の再 ...

　１９９７年２月１４日、在沖米軍基地問題の解決のため、政府は（１）基地問題で可能な限り現地沖縄で解決する（２）地元住民、米軍との調整を図り、現地沖縄の声を中央に ...