「沖縄用語辞典」の記事一覧
リュウキュウヒダリマキマイマイ
2003/03/01
ナンバンマイマイ科の巻貝。殻の巻きが左巻き。殻高2センチ余。径口3センチ。殻皮は茶褐色で、成長脈は粗め。体層の周縁に色帯がある。久米島にのみ分布。左巻き貝の仲 ...
琉球列島 (りゅうきゅうれっとう)
2003/03/01
九州から台湾の間にある島々で構成される列島。南西諸島に含まれる大東諸島、尖閣諸島はのぞく。古くは南島、南海諸島などとも呼称された。琉球弧ともいう。 『最新版 ...
『琉訳聖書』 (りゅうやくせいしょ)
2003/03/01
聖書の琉球語訳。1846~1854(尚育12~尚泰7)年まで8年間、波上の護国寺に逗留して布教活動を行っていた宣教師で医師の英人ベッテルハイム(漢名は伯徳令) ...
レインボーストーン
2003/03/01
大東諸島に産出する縞模様のあるマグネシウムの多い石灰岩。縞模様は堆積構造で、色は白・黄・茶系統。赤土由来の鉄、マンガンなどの酸化物の種類と含有量によって色合い ...
若夏 (わかなつ)
2003/03/01
南島の初夏。4月末の穀雨のころから5月はじめにかけての時節。陰暦4月の稲の穂の出るころを言う。別称夏口(なつぐち)。沖縄俳句歳時記の季語にもなり、〈若夏国体〉 ...
昔節 (んかしぶし)
2003/03/01
琉球古典音楽の楽曲の中で、成立年が古いといわれる5曲。『声楽譜附野村流工工四』中巻所収の作田節、ぢやんな節、首里節、諸鈍節、暁節の5つ。現在の工工四では、昔節 ...
赤絵 (あかえ)
2003/03/01
成形、本焼きした陶磁器に、赤、黄、緑の絵具で絵付けし、800度の低い温度で焼く技法。沖縄の赤絵は白化粧土に釉薬をかける特質があり、地肌に暖かみと大らかな図柄が ...
アカラ御嶽のウバメガシおよびリュウキュウマツ等の植物群落 (あからうたきのうばめがしおよびりゅうきゅうまつとうのしょくぶつぐんらく)
2003/03/01
伊是名島の南端、海抜66.3メートルの丘陵上にある航海安全祈願の拝所周辺の植物群落。丘の中腹より上に群生するウバメガシは、群落分布の南端。それより下はリュウキ ...
あけもどろ
2003/03/01
日の出の荘厳さや美しさを賛えるおもろ言葉。「おもろさうし」(13巻851)では太陽のことを。「あけもどろの花」として国王とともに賛美されており、そこに沖縄の太 ...
按司地頭 (あじじとう)
2003/03/01
近世期、知行地(所領)として間切、村を与えられた士族のことを地頭といい、一間切の支配者を按司地頭(王子、按司)及び総地頭(親方、親方家)、間切内の一村の支配者 ...
アトンマ墓 (あとんまばか)
2003/03/01
平良市西仲宗根真玉にある、仲宗根豊見親を元祖とする忠導氏ゆかりの墓。継室(アトンマ)に限って葬ったことに由来する呼称。18世紀後半~19世紀前半の築造とみなさ ...
アフリカマイマイ
2003/03/01
アフリカマイマイ科の巻貝。原産地は東アフリカ。1930年代、食用としてジャワ、台湾から導入され、奄美以南の島々で繁殖した。戦後の食糧難時代には貴重な蛋白源とな ...
奄美復帰 (あまみふっき)
2003/03/01
第2次大戦後、奄美諸島は沖縄とともに米軍政下に置かれた。1951年2月14日、復帰運動の母体となる奄美大島日本復帰協議会が結成され、99.8%の署名と27回の ...
新垣家住宅 (あらかきけじゅうたく)
2003/03/01
琉球王府時代の陶工壷屋統合(17世紀後半)のころ造られた上焼の御用窯(東ヌ窯)で18世紀後半の母屋や作業所など伝統的な壷屋陶工の住宅形式を唯一残している。20 ...
アレカヤシ
2003/03/01
マダガスカル原産のヤシ科植物。葉は羽状葉。別名ヤマドリヤシ、コガネタケヤシ。幹はやや細く、数本株立となり、葉痕が竹の節のように見える。樹形が優雅なため庭園樹と ...
油甕 (あんだがーみ)
2003/03/01
戦前まで豚の脂や塩などの容器に使用された台所用品。ほとんどが壺屋焼で、黒釉四耳蓋付き。耳にシュロ縄を通し台所の天井から吊り下げた。胴径12センチ、高さ14セン ...
伊江島補助飛行場 (いえじまほじょひこうじょう)
2003/03/01
伊江島の北西部にあり、西側に射爆場、東側に通信施設等がある。管理は米空軍第18航空団。第2次世界大戦末期、旧日本軍により飛行場建設用地として強制接収され、米軍 ...
池城安憲 (いけぐすく・あんけん)
2003/03/01
1635~1695(崇禎8.9.19~康煕34.3.18) 唐名は毛国珍、毛姓池城家の六世。父は池城(親方)安成。1670年、三司官となる。年頭使などとして数 ...
石垣市 (いしがきし)
2003/03/01
八重山諸島の政治・経済・交通通信の中心都市。石垣島と尖閣列島など13の無人島からなり面積228.91平方キロ、諸島面積の約39%、県全面積の10%に相当。人口 ...
石嶺真忍 (いしみね・しんにん)
2003/03/01
1678~1727(尚貞10.1.14~尚敬15.6.19)沖縄36歌仙の一人。唐名・麻篤敬。官僚としても有能で、高奉行、算用奉行を務めた。能書家で琉歌にもす ...
出砂節 (いでぃすなぶし)
2003/03/01
琉球古典音楽の楽曲の一つ。渡名喜島から出た歌といわれている。本歌は「出砂のいべや泉抱きもたえる 思子抱きもたえるとのち里之子」。『琉歌百控』では「出砂の蛸や ...
稲村賢敷 (いなむら・けんぷ)
2003/03/01
1894~1978(明治27.10.12~昭和53.6.3) 教育者で宮古史の研究者。平良間切生まれ。東京高等師範で歴史を学ぶ。沖縄師範などで教壇に立った後、 ...
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