「沖縄用語辞典」の記事一覧
楊春栄 (ようしゅんえい)
2003/03/01
生没年未詳 司暦官。古波蔵通事。17世紀後半になると古琉球期に伝えられた大統暦に誤差が生ずる。王府は清朝による改暦に対応するため、楊を福州に派遣し暦法を習得さ ...
楊文鳳 (ようぶんぽう)
2003/03/01
?~1806(?~尚コウ3) 嘉味田兆祥。首里赤平村出身。尚温の冊封のため1800年に来琉した李鼎元に「中山第一の学者」と称された。李鼎元の発議により琉訳辞典 ...
ヨーカビー
2003/03/01
沖縄本島と周辺離島において、旧暦8月8日から15日ごろにかけて行われる悪霊払いの村落行事。昭和の初期までは、村内を見渡せる高所から国見をし、不吉な前兆が見られ ...
『世替わり裏面史』 (よがわりりめんし)
2003/03/01
1983(昭和58)年、琉球新報社刊。72年の沖縄返還交渉の舞台裏や米軍統治下の大衆運動など激動の時代を、当時の関係者の証言をもとにまとめたもの。82年から翌 ...
良き隣人 (よきりんじん)
2003/03/01
沖縄県内在住の米軍人のこと。「良き隣人政策」として在沖米軍当局は、米兵による事件・事故の防止を目指し、地域社会との友好な関係づくりのため兵士教育を徹底している ...
吉野高善 (よしの・こうぜん)
2003/03/01
1898~1965(明治31.5.15~昭和40.11.4) 医師、政治家。小浜島出身。石垣島で開業するかたわら、戦後は八重山支庁衛生部長、八重山民政府知事を ...
吉嶺全二 (よしみね・ぜんじ)
2003/03/01
1935~97(昭和10.8.25~平成9.9.24) 水中写真家。1960年から沖縄の海に潜り始め、66年から県内各地のサンゴ礁の海を定点観測で撮影した。3 ...
義村朝宜 (よしむら・ちょうぎ)
2003/03/01
1763~1821(乾隆28.7.4~道光元・8.3) 摂政。尚穆王の三子、義村家(向姓)の祖。1771年勝連間切総地頭職を授けられるが、〈勝〉の字禁止により ...
義村朝明 (よしむら・ちょうめい)
2003/03/01
1830~1898(尚コウ27~明治31) 政治家。頑固党の領袖。首里生まれ。17歳で東風平間切の総地頭となり、疲へいした間切の再建に功があった。琉球処分では ...
四つ竹 (よつだけ)
2003/03/01
古典女踊の一つ。踊こわでさ節の曲で優雅に踊る。両手に持つ四つ竹の心地良い響きは喜びを表現するに最適な持ち物。1曲構成の踊りは「女こてい節」と2曲。1719年の ...
ヨナグニウマ
2003/03/01
与那国島の在来種で体高1.15メートル前後。宮古馬とほぼ同じ大きさ。性格もおとなしく人になれやすい。粗食に耐え、脚力強健。農耕馬として欠かせない労力であった。 ...
ヨナグニサン
2003/03/01
方言名アヤミハビル【八】。鱗翅目ヤママユガ科。翅の大きさで世界最大のガ。翅の基部寄りにヘビのような眼状紋がある。幼虫はアカギ、タブノキ、トベラなどの木の葉を食 ...
与那国島 (よなぐにじま)
2003/03/01
沖縄本島から南西へ520キロに位置する、日本最西端の島。晴れた日には台湾島が見える。面積28.88平方キロ、海岸線延長27.49キロ。海抜231メートルの宇良 ...
与那国島海底遺跡 (よなぐにじまかいていいせき)
2003/03/01
与那国島新川鼻の近くにある。観光業でダイバーの新嵩嘉八郎が発見。人工か自然物か、専門家の見解が分かれるが、木村政昭琉大教授は遺跡と断定している。県では調査報告 ...
与那国島の祭事の芸能 (よなぐにじまのさいじのげいのう)
2003/03/01
与那国島には12の御嶽があり、季節の折り目にはそれぞれの祭事があって、数多くの芸能が行われる。棒踊り、獅子舞、弥勒、舞踊、狂言、組踊などである。また、神器を採 ...
与那国町 (よなぐにちょう)
2003/03/01
与那国島全域を占める1島1町。祖納、久部良、比川の3集落がある。主な産業は稲作・サトウキビ作・畜産・水産業。人口1829人、世帯数718。島の祭事芸能は国指定 ...
与那城町 (よなしろちょう)
2003/03/01
沖縄本島中部の東海岸、勝連半島の北東部分と架橋で結ばれた薮地・平安座・宮城・伊計の4島からなる。人口1万3293人、面積18.95平方キロ。1994年、呼称を ...
与那覇勢頭豊見親 (よなはせどとぅゆみや)
2003/03/01
生没年未詳 1390年、中山王察度のもとに初めて朝貢した宮古島の首長。童名真佐久、諡(おくりな)恵源、白川姓の祖。中山王察度のもとへ至り、泊に滞在して琉語を習 ...
与那覇岳天然保護区域 (よなはだけてんねんほごくいき)
2003/03/01
国頭村にある国指定天然保護区域。与那覇岳は海抜503メートル、沖縄本島では最も高い山。沖縄の山地の生物が多く分布する代表的な森林でヤンバルクイナやヤンバルテナ ...
与那覇節 (よなはぶし)
2003/03/01
八重山古典民謡の節歌の一つ。1771(明和8)年に八重山、宮古を襲った明和の大津波は多大な被害をもたらし、住民を疲労させたが、その際善政をしいた与那覇親雲上朝 ...
与那原町 (よなばるちょう)
2003/03/01
1949年に大里村から分離して町制を施行。面積4.45平方キロ。人口1万5130人。沖縄本島南部の東海岸に位置し、中城湾に面する。戦前までは、東海岸の交通の要 ...
与那原良矩 (よなばる・りょうく)
2003/03/01
1718~1797(尚敬6.6.29~尚温3.10.23) 尚穆・尚温王代に28年間(1769~96)三司官の職にあり、漢学に優れ『琉球科律』の編纂にも関わる ...
与那原良傑 (よなばる・りょうけつ)
2003/03/01
生没年未詳 唐名馬兼才。琉球国最後の三司官。1850年の江戸上りの際、楽童子として参加。琉球処分前後、73年に東京への年頭慶賀使第1号となり上京。以来、王府の ...
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