「沖縄用語辞典」の記事一覧

　国内１０電力体制の一翼を担う、県内最大の民間会社。特殊法人として１９７２（昭和４７）年設立、８８年に民営化された。２００１年３月末現在の資本金７５億８６００万 ...

　１９５０（昭和２５）年に設立されたバス会社。一般乗り合いと貸し切り（観光）の両部門で旅客自動車運送事業を営む。２００１年３月現在の資本金７２００万円、従業員数 ...

　アジア・太平洋地域の平和・非暴力に貢献した個人や団体を表彰する。第１回受賞式は２００２年８月実施、アフガニスタンの国境地帯で医療活動に取り組むＮＧＯの「中村哲 ...

　古波蔵保好著。１９８１（昭和５６）年４月、新潮社刊。那覇出身で元『毎日新聞』編集委員、後に社会評論家となった著者が、戦前に体験した沖縄の風俗をエッセイ風に綴っ ...

　首里城正殿内の国王の御座所。下庫裡と呼ばれる表の政治を執り行う１階と、大庫裡と呼ばれる国王の私的部分に当たる２階にあった。２階の御差床は寺院の須弥壇（しゅみだ ...

　琉球古典音楽の楽曲の一つ。『屋嘉比工工四』にオホンシヤレブシとある。難解な歌詞があり、全体の解釈は完璧でない。組踊「万歳敵討」中の謝名の子・慶運兄弟が京太郎芸 ...

　１７９０～１８３５（尚穆３９．１２．１３～尚育元・１．１９）　按司、沖縄３６歌仙の一人。近世末期を代表する歌人。宜野湾間切の総地頭、小禄間切総地頭などを務めた ...

　直翅目オンブバッタ科。体長は雌４センチ内外、雄２．５センチ内外。雌の背に雄が乗っているところは、おんぶしている図である。体色は緑。草むらにすみ、雑食性、動きは ...

　橋本竜太郎首相が１９９６年９月１７日の沖縄での講演で、普天間飛行場返還に伴う移設案として、初めて撤去可能な海上施設として提唱した。名護市のキャンプ・シュワブ沖 ...

　沖縄国際海洋博覧会の略称。１９７５（昭和５０）年７月２０日から６カ月間にわたり、沖縄本島北部の本部町で開催された。「海―その望ましい未来」をメーンテーマに、投 ...

　１８９４～１９５３（明治２７．７．８～昭和２８．３．１５）　農林学校教諭、農事試験場場長。中城生まれ。１９１９年県立農林学校教諭。４３年普天間試験地主任技師。 ...

　風光明媚（び）な勝連半島（現与勝半島）と、娘たちに憧れるモーアシビ歌。陸路は他シマの青年に邪魔され、海路は波荒き和仁屋間門が立ちはだかり、悶々とする若者たちの ...

　沖縄本島中部に位置する町。戦前は軽便鉄道の終着駅があり、北部と中南部を結ぶ交通の要所で教育、文化の中心地であった。人口１万３６８７人。総面積１５．０４平方キロ ...

　１９０８～１９９８（明治４１．１０．９～平成１０．８．２０）　戦後沖縄の文化復興に尽力。沖縄県立第二中学校卒。台湾総督府情報部、沖縄民政府、琉球放送局長、結核 ...

　祭りを司る人のこと。神人とあてる。女性はノロ（ヌール）、ニーガン、クディ、ウッチガミ、ツカサ、サスなどと呼ばれ、男性はニーッチュ、アカチュミ、ニーブトゥイ、テ ...

　具志頭村字新城の丘陵の地下に広がる自然壕。全長５００メートルで、東西に貫通し、西側をガラビガマと呼ぶ。沖縄戦当時、約１０００人の負傷兵を収容する第２４師団の野 ...

　野辺送りの際、死者を乗せた棺を墓まで運ぶための葬具で、入母屋造りの屋根がつき、壁面には仏や蓮の絵が描かれた朱塗りの輿。村落の共有物とされ、龕屋と呼ばれる小屋に ...

　明治期後半に玉城盛重が振りつけた打ち組み舞踊。雑踊の一曲で、無言劇風の構成をとり、地謡のうたにより進行する。遊女の真牛、鋳物師の加那兄、あんまー３人の楽しい踊 ...

　奄美諸島の最北端に位置し、全域が喜界町。周囲５０キロ、面積５６．８７平方キロ、１９５６年９月、喜界町と早町村が合併して一島一町となる。人口９０４１人。平坦地が ...

　１８８５～１９７２（明治１８．７．１５～昭和４７．４．２）　八重山の歴史、民俗研究者。石垣島生まれ。教職の後、郷土の古謡や歴史、民俗の研究へ。『八重山民謡誌』 ...

　在日米軍が日米地位協定に基づく特権措置などで免除された固定資産税など市町村税を国が損失補のため市町村に支給する交付金。ただし必ずしも損失税額を満額補するもので ...

　１７６５～１８２７（乾隆３０．６．２～道光７．９．１６）　尚王時代の摂政。歌人。尚穆王の四男。１７８９年に宜野湾間切総地頭職。翌９０年、徳川家斉の将軍即位の慶 ...

　沖縄本島中部の具志川市にあり、第三海兵遠征軍司令部が所在する海兵隊基地。同市の天願、昆布、宇堅にまたがる面積１３５ヘクタールの広大な基地で、事務所、訓練場、兵 ...