「沖縄用語辞典」の記事一覧
ベトナム難民 (べとなむなんみん)
2003/03/01
1975年4月、南ベトナム解放に伴い、旧政権側の軍人、その家族らが国外に脱出。沖縄にも同年5月、安謝新港に32人が初めて到着した。78年8月、日本赤十字社県支 ...
防衛隊 (ぼうえいたい)
2003/03/01
「兵役法」に基づく現地召集中心の補助兵力部隊。満17~45歳の男子を対象とし、沖縄戦では2次にわたって召集された。しかし実態は勝手召集で、17歳未満の少年、7 ...
ホウライチク
2003/03/01
イネ科の低木性のタケ類。インドシナ原産とされる。方言名はンジャダキ。根元から多くの茎を密に束生させ、3~5メートルの高さになる。土地の境界線や河岸などに植えた ...
ホソバワダン
2003/03/01
キク科の多年草。本州西南部から台湾、朝鮮、フィリピンに分布し、海岸に多く自生する。方言名はンジャナ、ニガナ。葉は細長いヘラ形、花は黄色で小さい。古い株では根元 ...
本場奄美大島紬 (ほんばあまみおおしまつむぎ)
2003/03/01
通産大臣指定の伝統的工芸品として奄美群島で生産される大島紬。絹100%、締め、染め、織りの3工程に大別される。手作業の絣加工、手機により経緯の絣合わせをして織 ...
牧港補給基地 (まきみなとほきゅうきち)
2003/03/01
キャンプ・キンザー。浦添市の西海岸に立地し、面積275平方キロ。市面積の15%を占める。1963年から69年にかけて米陸軍が軍需工場・倉庫を建設。78年から海 ...
「真玉橋由来記」 (まだんばしゆらいき)
2003/03/01
1935(昭和10)年ごろの初演で、平良良勝作の伝説劇。岡本綺堂作の「長良川」を沖縄風にし、真玉橋架橋工事の難工事であったことに巧みに重ね、「七色元結」の伝承 ...
マミジロアジサシ
2003/03/01
カモメ科の夏鳥。全長36センチ。体の上面は頭から背、翼の上面は灰黒色。頭と背の黒色部分はつながらない。尾は深い切れ込みのある灰黒色で外側は白い。宮古や八重山の ...
「万歳敵討」 (まんざいてきうち)
2003/03/01
田里朝直の組踊四番の一つ。1756年の尚穆王冊封式典余興芸能として初演。能の「放下僧」や「望月」と重なるところあり。父のかたきの高平良御鎖を謝名の子・慶運の兄 ...
ミフウズラ
2003/03/01
ミフウズラ科の留鳥。全長14センチ。体が丸く太いので大きくみえる。黄褐色の地に黒の斑点がある。雌はのどが黒く目立つ。雄が抱卵やひなの世話をする一妻多夫の習性が ...
『宮古史伝』 (みやこしでん)
2003/03/01
初の宮古通史。慶世村恒任著。1927年刊。史料分析と幅広い聞き取りの成果。〈天太(てぃだ)の代以前〉〈争乱時代〉〈豊見親の代〉〈大親の代〉〈明治大正時代の制度 ...
宮森小米軍機墜落事故 (みやもりしょうべいぐんきついらくじこ)
2003/03/01
1959年6月30日午前、訓練中の米軍ジェット戦闘機が石川市立宮森小学校に墜落し、児童11人を含む17人が死亡、120人以上が重軽傷を負った。小学校の3教室が ...
ミントングスク
2003/03/01
玉城村字仲村渠にあり、アマミキョの住居跡との伝承がある。標高110メートル余の岩山に形成されたグスクの内外からは、沖縄貝塚後期の土器や磨製石器などが採集された ...
むら咲むら (むらさきむら)
2003/03/01
読谷村高志保にある歴史公園。前身はNHK大河ドラマ「琉球の風」のロケ地に使用され、跡地を利用して開園したスタジオパーク「南海王国・琉球の風」。 『最新版 沖縄 ...
滅失戸籍 (めっしつこせき)
2003/03/01
第2次世界大戦中、1944年から45年にかけて宮古・八重山諸島、久米島を除く全県の戸籍が焼失し、戦後無戸籍状態になった。46年に臨時戸籍ができ、53年の「戸籍 ...
本部朝救 (もとぶ・ちょうきゅう)
2003/03/01
1741~1814(尚敬29~尚コウ11) 歌人。向氏で按司。島津重豪の室、浄岸院の死去にあたり、王府の香奠使として上国。読谷山王子朝恒や与那原親方良矩らの出 ...
屋門 (やーじょー)
2003/03/01
瓦屋根をのせた門構えのことで、屋根は両流れの切妻型で本瓦葺き、門の中央に観音開きの扉があり、脇門に通用口を設ける。王府時代には御殿・殿内の門として、その使用は ...
八重山諸島 (やえやましょとう)
2003/03/01
琉球列島の南端に位置し、大小31の島々からなる。総面積は584.67平方キロで、沖縄県の26%を占める。石垣島が中心島で、石垣市、竹富町、与那国町の1市2町。 ...
屋嘉比朝寄 (やかび・ちょうき)
2003/03/01
1716~1775(尚敬4.1.19~尚穆24.1.18) 琉球古典音楽中興の祖。那覇市首里生まれ。安冨祖流として伝わる当流を打ち立てる。伝統音楽の改革、『屋 ...
柳宗悦 (やなぎ・むねよし)
2003/03/01
1889~1961(明治22.3.21~昭和36.5.3) 民芸運動家。東京生まれ。1938年から沖縄の民芸の調査、収集を行う。その価値を高く評価。県当局の方 ...
山下町第一洞穴遺跡 (やましたちょうだいいちどうけついせき)
2003/03/01
那覇市山下町にある石灰岩丘陵斜面の小洞穴に形成された沖縄最古の遺跡。2次の調査によって6枚の堆積層を確認、第三層の年代測定は約3万2000年前である。鹿角製品 ...
山部隊 (やまぶたい)
2003/03/01
第24師団(雨宮巽中将)の通称。1944年7月18日に第32軍に編入。沖縄上陸後、南進する米軍と激戦。西海岸寄りの西原方面を守る。が、45年5月下旬~6月上旬 ...
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