「沖縄用語辞典」の記事一覧
平等所 (ひらじょ)
2003/03/01
王府時代の司法機関。首里久場川に置かれていた。長官は平等之側、次官は平等方吟味役(ともに表15人の構成員)で、その下に取り調べ官や警察官がいて、裁判を行って刑 ...
端節 (ふぁぶし)
2003/03/01
琉球古典音楽の楽曲のうち、昔節や大昔節等のような荘重かつ重厚のものに対し、古典的な曲想の心うきたつ曲の総称。1795年、98年、1802年の3回に編集された『 ...
フォルカード
2003/03/01
1816~1885 1844年から約2年間琉球に滞在したフランス人宣教師。アルクメーヌ号で来琉し、琉球の拒否を押し切って天久聖現寺に滞在し、『琉仏辞典』を執筆 ...
フタオチョウ
2003/03/01
タテハチョウ科の仲間で後翅に2対の尾状突起がある。フタオの由来である。薄い黄色地を彩る模様が美しい。樹上高く飛ぶ。幼虫はヤエヤマネコノチチの葉を食する。日本で ...
船越義珍(ふなこし・ぎちん)
2003/03/01
1868~1957(明治元・11.10~昭和32.4.26) 空手家で松濤館流開祖。首里生まれ。首里手の糸洲安恒や安里安恒に師事。大正時代から本土に空手を紹介 ...
プロ野球キャンプ (ぷろやきゅうきゃんぷ)
2003/03/01
温暖な地でトレーニングを積もうと、日本のプロ野球6球団が県内で春季キャンプを張っている。韓国や台湾のチームも参加するなど、現在ではプロ野球キャンプのメッカとい ...
平和通り (へいわどおり)
2003/03/01
那覇市の国際通りの三越側から桜坂通り出入り口付近まで、約330メートルの通り。戦後、旧那覇に代わり、庶民の市場として形成された。衣料、食料、日用雑貨店が建ち並 ...
方言論争 (ほうげんろんそう)
2003/03/01
1940(昭和15)年1月から約1年間、沖縄の標準語励行運動の評価をめぐって行われた一連の論争。来沖中の柳宗悦らの日本民芸協会が、座談会の席上で同運動を励行し ...
ポークランチョンミート
2003/03/01
豚肉加工品の缶詰。戦後、アメリカから持ち込まれた。肉の旨みと適度な脂肪があり、やわらかくて食べやすい。惣菜料理に欠かせない食品で、チャンプルーやンブシーをはじ ...
ホトトギス
2003/03/01
ホトトギス科の夏鳥または旅鳥。全長27.5センチ。ヒヨドリくらいの大きさで、頭から胸、背、翼の上面は青色がかった淡灰色。下面は白色で黒く太い横縞がある。飛びな ...
マーチングバンド
2003/03/01
吹奏楽の演奏形態の一つで、演奏しながら曲想に合った動きを加えたもの。フィールド内でドリルフォーメーションを展開するスタイルも確立される。県内の演奏レベルは高く ...
松岡政保 (まつおか・せいほ)
2003/03/01
1897~1989(明治30.9.18~平成元・4.7) 琉球政府最後の任命主席。金武町生まれ。米インディアナ州トライステイツ工科大卒。松岡配電社長。1964 ...
まやゆんた
2003/03/01
八重山の古謡。役人の横暴によって理不尽にも家族とひき裂かれた人妻が、家に残してきた子供のことを思うと、食事も喉に通らないと、悲痛な叫びを猫に託して謡ったもの。 ...
ミージョーキー
2003/03/01
竹製の平型円形の箕(み)。地域によってミーバーラー、ムイジョーキ、ソイなどとも呼ばれる。籾(もみ)殻、豆穀などの選り分けや穀類の乾燥、餅作りなどに用いられる。 ...
密貿易 (みつぼうえき)
2003/03/01
法律を犯してひそかに行う貿易。沖縄でも戦後すぐ始まり、本土との貿易が解禁となった1950年ごろまで栄えた。特に与那国島を中継地点とする台湾、香港ルート、奄美大 ...
ミャークヅツ
2003/03/01
旧暦8~9月の甲午から3日間の行事。男の祭りで55歳(昔は47歳)でムトゥヌウヤになり、ムトゥの集会所(池間ムトゥ、前里ムトゥ。池間は三ムトゥに別れる)に参加 ...
宮古諸島 (みやこしょとう)
2003/03/01
先島諸島の東部に位置する。宮古群島ともいう。那覇港の南西、海路約315キロに位置する宮古島を中心に池間島、大神島、伊良部島、下地島、来間島、多良間島、水納島の ...
宮良長詳 (みやら・ちょうしょう)
2003/03/01
1894~1965(明治27.1.11~昭和40.1.30) 医師。石垣島大川の生まれ。九州帝大医学部卒。帰郷し医院開業、マラリア撲滅に尽力。戦後米軍政下の初 ...
民謡クラブ (みんようくらぶ)
2003/03/01
琉球民謡を生演奏で歌って聞かせるクラブ。本土復帰前後に全県的に広まったが、その後カラオケの普及などで減少する。民謡ファンの根強い支持のほか、近年の沖縄音楽ブー ...
門中 (むんちゅー)
2003/03/01
日本本土の同族に類似した沖縄の親族集団で、始祖を共通にする父系の血縁集団。17世紀以降、琉球王府の士族階層を中心に沖縄本島中南部で発達し、本島北部や周辺離島に ...
『毛氏先祖由来記』 (もううじせんぞゆらいき)
2003/03/01
毛氏の子孫、与名城親雲上盛郁によって書かれた護佐丸を中心とする先祖の伝記。19世紀初期の作品と思われる。儒教的色彩が強く、史実にあわない記述も見られる。類書『 ...
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