「沖縄用語辞典」の記事一覧

　１９９９年６月、政府系のシンクタンク・総合研究開発機構（ＮＩＲＡ）は普天間飛行場を含む在沖米海兵隊基地の大半を北海道苫小牧の東部開発地区に移転することを提案し ...

　国営沖縄記念公園の海洋博覧会地区（本部町）にあり、同公園のテーマ〈太陽と花と海〉の〈花〉を象徴する施設。熱帯、亜熱帯の花が咲き乱れる。３つの温室では、常時約２ ...

　石垣島東部にある野底岳のことで尖頭形の岩山。マーペーは女性の名。琉球王府時代、村建てのため黒島から野底に来た娘が、恋人のいる黒島を見ようと山へ登ったが、島は見 ...

　方言名ナナフサー。コブラ科の毒ヘビ。徳之島と沖縄に分布する琉球列島の固有種。体長５０センチ。背中に黒い縦じまがあり、間はオレンジ色で、１０本前後の白い横じまが ...

　？～１４６７（？～成化３．２．２６）　父は山南王汪応祖、南山王他魯毎の弟という。唐名阿衡基、阿姓（前川家）の祖。『遺老説伝』によると、１４２９年尚巴志の南山侵 ...

　いわゆる天女を女房にしたという伝説。『中山世鑑』には奥間大親と天女との間に察度王が生まれたとある。玉城朝薫はその伝説をモチーフにして、組踊「銘苅子」を創作した ...

　豊年祭や綱引き行事に用いる幟（のぼり）の一種。各字ごとに作られ、それぞれの伝統と特色がある。数メートルの竿にトゥール（灯籠）・ゴウ・サンマ・吹き流しを付ける。 ...

　正式には「すべての人の心に花を」。作詞作曲喜納昌吉。１９８０年、ハワイで細野晴臣、ライ・クーダーらとレコーディング。ボーカルは喜納友子。その後、喜納本人だけで ...

　多良間島の伝統菓子。パナとは花のこと。正月などの年中行事や祭りの席に出された。小麦粉に卵、水、塩などを加えてたねを作り、幅０．５センチ、長さ１０センチのひも状 ...

　ハブ、ヒメハブ、サキシマハブ等による咬症。ハブ毒は血液凝固系に作用する成分など種々の蛋白分解酵素を含んでいるため、重篤な死亡例や機能障害等の種々の後遺症を残す ...

　浮魚礁。マグロやカツオなどが木材などの漂流物の下に集まる習性を利用したもので、ブイを海面に浮かせて魚を集め、漁をしようというもの。県海区漁業調整委員会の承認を ...

　戦後、ハワイで組織された沖縄に対する戦災救援団体の一つ。１９４７年１２月、畜産復興を目的にホノルルで結成し、４８年には米本国から数百頭の豚を沖縄へ輸送した。５ ...

　北谷町北谷の国道５８号西側、米軍ハンビー飛行場跡地に（株）サンエーが出店した郊外型ショッピングセンター。ハンビータウンを核に商業集積が進み、フリーマーケットも ...

　ヘゴ科の木生シダ。奄美から台湾、フィリピンに分布し、山地に自生する。方言名はヒグ、ミーヒィグ。幹は枝分かれせず直立し高さ１０数メートルに達する。幹の下部は密生 ...

　高さ約１５メートルの大滝。国頭村比地区を流れる比地川上流にあり、水量も豊富。景観の素晴らしい滝の一つ。遊歩道が整備され、徒歩で行ける。小さい滝も幾つかある。近 ...

　復帰運動の初期、復帰協や沖縄教職員会が積極的に取り組んだ運動。日の丸に祖国とのつながりと意識高揚の手段を求めた。米国民政府は掲揚規制を行ったが、１９６１年祝祭 ...

　第２次世界大戦当時、看護要員として沖縄県女子師範学校と県立第一高等女学校在学中の１５歳から１９歳までの女学生で組織された学徒隊。南風原陸軍病院に配置され、昼夜 ...

　平焼き。沖縄風お好み焼き。水溶きの小麦粉を油を引いたフライパンで薄焼きにする。卵を加えると風味が増し、焦げつかない。好みで刻んだネギやニラ、キャベツを加えるこ ...

　マメ科の半落葉高木。南中国原産。葉は広卵形で切れ込みがあり羊の蹄（ひづめ）のような形になる。花は薄い赤紫で２～３月に枝いっぱいに咲き、美しい。白花の品種もある ...

　那覇市制７０周年と中国福州市との友好都市締結１０周年を記念して建設された中国式庭園。中国からの帰化人が住んだかつての久米村に１９９２年開園。総面積８５００平方 ...

　ハゴロモ科。体長約１センチの昆虫だが、体に比べて翅が大きく、扇形をしている。両翅の先にポツッと黒紋があるため、二ツ星の名がついた。イネ科植物を好むが、サトウキ ...

　１８６４～１９３５（元治元・８．２８～昭和１０．２．８）　代議士、那覇市長、弁護士。名瀬市出身。１９２３年那覇市長選に当選するが、派閥の対立激化で、ついに２５ ...

　琉球処分時、日清両国間の外交上の駆け引きで八重山、宮古の両地域を清国に割譲しようとした。日本が提案、調印寸前までいくが、最終段階で清国が拒否した。日本は割譲と ...