「書評」の記事一覧
『奄美の歌掛け集成』 島唄の特質記す論考集
2016/05/15
#書評
『奄美の歌掛け集成』三上絢子著 南方新社・8424円 〈奄美の歌は、シマ唄と呼ばれ、仲間うちでは歌あそびとなり、年中行事の八月踊りでは集団の掛け合い歌となる。 ...
『沖縄戦後民衆史』 共闘創出の過程描く
2016/05/15
#慰霊の日・沖縄戦
『沖縄戦後民衆史』森宣雄著 岩波書店・2700円 著者にとって3冊目の単著となる本書は、副題「ガマから辺野古まで」が示唆するように、沖縄戦から現在の嘉手納・普 ...
ベストセラーランキング(2016/5/15)
2016/05/15
#書評
■宮脇書店名護店 (1)佐藤美由紀著「世界でもっとも貧しい大統領ホセ・ムヒカの言葉」(双葉社・1080円) (2)石原慎太郎著「天才」(幻冬舎・1512円) ( ...
『詩集 うたう星うたう』 人の謎に踏み入る
2016/05/08
#書評
『詩集 うたう星うたう』瑶いろは著 ボーダーインク・1944円 うたう星うたう―詩集 私はかつて他紙の時評で、第1詩集『マリアマリン』を携えての、沖縄詩界への ...
『中国から見た古琉球の世界』 三山時代から統一まで考察
2016/05/08
#書評
『中国から見た古琉球の世界』孫薇著 琉球新報社・2052円 中国から見た古琉球の世界 本書は、2004年1月から10月にかけて、本紙に連載された「冊封使来琉6 ...
ベストセラーランキング(2016/5/8)
2016/05/08
#書評
■BOOKSきょうはん安謝店 (1)佐藤美由紀著「世界でもっとも貧しい大統領ホセ・ムヒカの言葉」 (2)高橋弘著「ハーバード大学式命の野菜スープ」(宝島社・13 ...
ベストセラーランキング(2016/5/1)
2016/05/01
#書評
■リウボウブックセンターリブロ (1)ももココロ著「がじゅまるファミリー(8)」(琉球新報社・977円) (2)宮下奈都著「羊と鋼の森」(文芸春秋・1620円) ...
『復活のアグー』 旅食人が書く贈り物
2016/05/01
#書評
『復活のアグー』平川宗隆著 ボーダーインク・1944円 名護市の市立博物館を訪ねると、真っ先に目に飛び込んでくるのが鼻の長い、全身真っ黒な島豚(シマウヮー)、 ...
『アジア輝く息吹 ウチナー新時代』 新たに根付く県系気質
2016/05/01
#世界のウチナーンチュ
『アジア輝く息吹 ウチナー新時代』遠山光一郎著 琉球新報社・2138円 シンガポールを拠点に活躍する沖縄市出身の遠山光一郎氏が3年をかけて琉球新報に連載した、 ...
『核の戦後史』 ヒバクシャ生む現状映す
2016/04/24
#書評
『核の戦後史』木村朗、高橋博子著 創元社・1620円 本書は、原爆投下をめぐる経緯と被ばくの実態を、歴史的背景・政策意思決定・科学のあり方と絡めながら、分かり ...
『沖縄県史 資料編25』 女性の歩み明らかに
2016/04/24
#書評
『沖縄県史 資料編25 女性史新聞資料 大正・昭和戦前編』県教育庁文化財課史料編集班編 沖縄県教育委員会・5400円 1960年代の旧・沖縄県史以来、これまで ...
ベストセラーランキング(2016/4/24)
2016/04/24
#書評
■球陽堂書房那覇メインプレイス店 (1)宇多川久美子著「その『1錠』が脳をダメにする」(SBクリエイティブ・864円) (2)住野よる著「君の膵臓をたべたい」( ...
『琉球王朝の料理と食文化』 資料に基づき的確に再現
2016/04/17
#書評
『琉球王朝の料理と食文化』安次富順子著 琉球新報社・1500円+税 「琉球王朝の料理と食文化」を手にしてページをめくり始めると感動が体中に沸き上がってきた。そ ...
『沖縄の精神医療』 日本一のモデル県へ
2016/04/17
#書評
『沖縄の精神医療』小椋力著 中山書店・4104円 A5判で200ページ程度の小ぶりであるが、沖縄の精神保健・医療・福祉の歴史や現状、目標について広く、深く、し ...
『沖縄密約をあばく』 闇に葬られた真相
2016/04/17
#書評
『沖縄密約をあばく』沖縄密約情報公開訴訟原告団編 日本評論社・3240円 沖縄返還時、日米両政府はさまざまな密約を結んだ。その一つが財政密約であり、日本側が米 ...
ベストセラーランキング(2016/4/17)
2016/04/17
#書評
■宮脇書店名護店 (1)石原慎太郎著「天才」(幻冬舎・1512円) (2)「田中角栄100の言葉」(宝島社・1080円) (3)小林正観著「ありがとうの神様」( ...
『根本きこの島ぐらし島りょうり』 自然から教えられる喜び
2016/04/10
#書評
『根本きこの島ぐらし島りょうり』根本きこ著 祥伝社・1400円+税 根本きこさんを初めて知ったのは、2012年の「満月まつり」(「ジュゴンの海に基地はいらない ...
『辺野古の弁証法 ポスト・フクシマと「沖縄革命」』 「二重植民地支配」えぐる
2016/04/10
#書評
『辺野古の弁証法 ポスト・フクシマと「沖縄革命」』山口泉著 オーロラ自由アトリエ・1800円+税 辺野古の弁証法―ポスト・フクシマと「沖縄革命」 本書は、20 ...
ベストセラーランキング(2016/4/10)
2016/04/10
#書評
■ジュンク堂書店那覇店 (1)カール=ヨハン・エリーン著「おやすみ、ロジャー」(飛鳥新社・1400円) (2)岸見一郎、古賀史健著「幸せになる勇気」(ダイヤモン ...
『近世琉球の王府芸能と唐・大和』 「異国」政治的に演出
2016/04/03
#書評
『近世琉球の王府芸能と唐・大和』板谷徹著 岩田書院・9900円+税 江戸時代、「鎖国」下の日本を訪れた琉球の外交使節は、珍しい「異国」の使者として大いにもては ...
ベストセラーランキング(2016/4/3)
2016/04/03
#書評
■戸田書店豊見城店 (1)カール=ヨハン・エリーン著「おやすみ、ロジャー」(飛鳥新社・1400円) (2)岸見一郎、古賀史健著「幸せになる勇気」(ダイヤモンド社 ...
『かわかみまさと詩集』 記憶の情景、故里を歌う
2016/03/27
#書評
『かわかみまさと詩集』かわかみまさと著 脈発行所・1200円+税 かわかみまさと詩集 (新選・沖縄現代詩文庫) 現代詩は故里(ふるさと)をあまり歌わなくなった ...
ベストセラーランキング(2016/3/27)
2016/03/27
#書評
■球陽堂書房那覇メインプレイス店 (1)姜尚中著「漱石のことば」(集英社・821円) (2)住野よる著「また、同じ夢を見ていた」(双葉社・1512円) (3)石 ...
『国と沖縄県の財政関係』 沖縄経済の誤解を払拭
2016/03/20
#書評
『国と沖縄県の財政関係』池宮城秀正編著 清文社・2000円+税 本書の目的は「沖縄県は多額の財政補填(ほてん)を受けており、米軍基地なしに経済や財政は立ちいか ...
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