「校歌探訪―ふるさとの音色」の記事一覧

　２０１２年４月に平安座島、浜比嘉島、宮城島、伊計島の４島の７小中学校が統合され、彩橋小中学校が開校した。４島と沖縄本島を結ぶ海中道路にある「あやはし」が校名の ...

　豊見城市を一望する市伊良波の高台に位置する伊良波中学校は、１９８６年４月１日、大規模校となっていた豊見城中学校から分校する形で開校した。西側を望めば瀬長島や慶 ...

　２０１５年に開通した伊良部大橋の宮古島側にあり、住宅開発が進む久松地域にある宮古島市立久松小学校。この地域は、日露戦争中にバルチック艦隊を発見し、伝達のため宮 ...

　うるま市立南原小学校は、２０１６年に創立周年を迎えた。終戦直後の１９４５年、地域の大人たちが子どもたちの将来を案じ、手仕事で「南風原初等学校」を造り、スター ...

　歌い出しの「恩納嘉津宇の連山は」で、上下に流れるようなメロディーと跳ねたリズムで、その山々の連なりが想像でき、最後の４小節「生立つ我らが安富祖校」の悠々と伸び ...

　１９５３年の米軍接収から３４年を経て８７年に全面返還された那覇市銘苅。あれから３０年―。雑草が生い茂っていた平野には、道ができ、家が建ち、街になり、地域の人が ...

西崎小学校の過密化を解消するため、１９８９年４月１日に開校した潮平小学校。校歌は初代校長の大城朝正さん（８５）＝糸満市＝が作詞したが、開校には間に合わなかった。 ...

約５００年前に琉球王府の過酷な徴税に反旗を翻した英傑オヤケアカハチが農民救済のために戦った地とされる石垣市大浜。歴史ある場所で市立大浜小学校の児童は、自由にかけ ...

　宜野湾市の南側、県道３３０号から２００㍍ほど西に進むと志真志小学校がある。周囲は市街地ながら木々に囲まれており、校歌１番の「真澄(ますみ）の空に昇る陽（ひ）が ...

　本島北部の西海岸に位置する名護市立安和小学校は嘉津宇岳や安和岳の山々に囲まれる一方、名護湾の海も近くにあり、豊かな自然に恵まれている。校歌は、そうした山や海の ...

　うるま市立あげな小学校は１９５８年に開校した。安慶名十字路を中心に中部地区の振興街として活気に満ちる校区。創立当初の児童数は約８００人で、１９６０年代には１３ ...

　陸の孤島と呼ばれた国頭村安田区。主な交通手段は陸路と海路で、与那に続く横断線ができるまでの陸路は、険しい山道を６時間かけて越えなければいけなかった。本島に位置 ...

　泥だらけのつる草をまとい、仮面をつけた来訪神・パーントゥが現れる伝統行事で有名な宮古島市平良の島尻集落。小学校は１９５９年に狩俣小学校宮島分校として誕生した後 ...

　南風原町宮平の緑に囲まれた小高い丘の上にそびえる北丘小学校。１９８２年に南風原小学校から分離して新設された。校歌ができたのは開校２年目のこと。ＰＴＡの総務委員 ...

　読谷村内でも２番目に伝統がある古堅小学校。１８９４年に前身の読谷山尋常小学校古堅分校が開校した。１９０１年に渡慶次分校と共に読谷山小から独立し、古堅尋常小学校 ...

　県最北端の島、伊平屋島の南に浮かぶ周囲約１キロの野甫島。野甫小中学校は１９０３年に伊平屋村尋常高等小学校野甫分教場として始まり、１１３年の歴史がある。 　校歌 ...

　校歌の歌い出しにある「与儀の丘」に立つ那覇市立古蔵小学校。緑の並木道が続く閑静な住宅街の中に、溶け込むようにしてたたずむ同校は今年で創立４０年。歳月を感じさせ ...

　浦添市立宮城小学校は１９８２年に開校。ハンドボールやサッカー、リコーダーなど部活動が盛んだ。 　校歌を作詞したのは初代校長の金城唯勝さん。作曲は開校時の音楽教 ...

　沖縄市のコザ十字路から国道３２９号を北上し、右手に見える沖縄市立美里小学校。沖縄県が設置された琉球処分から３年が経過した１８８２年、美里間切番所の詰所を校舎と ...

　金武町役場近くの国道３２９号から東海岸向けに集落へと入ると、きれいな海岸線を眺める場所に金武町立金武中学校がある。１９４８年当時、米軍統治下にあり、米軍政府か ...

　今年創立１２０年周年を迎えた石垣市立宮良小学校。分校から始まった学校は分離、統合、校名変更、独立と変化の歴史を歩んできた。校歌も改定の過去があり、記念誌には３ ...

　教室から見える青海原、校舎裏に広がる緑豊かな米須城跡の森。今年創立１３６年を迎えた糸満市立米須小学校の周辺には、太平洋戦争最期の地・摩文仁やひめゆりの塔、ジョ ...

　沖縄本島に米軍が上陸した１９４５年４月１日から約１カ月後の５月７日、現在のうるま市で沖縄の戦後教育の芽が出た。首里城地下の司令部壕に集まった第軍が南部撤退を ...