「金口木舌」の記事一覧
<金口木舌>たとえ小さな段差でも
2016/01/13
道路の舗装面と路肩の境界にある小さな段差は、自転車乗りにとって危険な存在だ。段差にハンドルを取られるとバランスを失い、転倒する ▼当方も痛い目に遭った。走行中 ...
<金口木舌>新成人と感謝の輪
2016/01/12
年を重ねる度に「初心に返る」「新たに挑む」ことがおっくうにもなる。新成人の話題を8ページにわたり展開した10日付本紙を読み、「自分力」を磨く大切さを思い返した ...
<金口木舌>鏡開き
2016/01/11
スーパーに聞くと、近年は小さいものが主流という。正月に神仏などに供える鏡餅。床の間などがなく、大きな餅を置く場所に困る最近の住宅事情などにも関係があるようだ ...
<金口木舌>生年月日
2016/01/10
新年早々、運勢をチェックした人も多いだろう。本紙新年号の助言は「自信満々な状態で過ごす」とあった。果たしてその通り過ごせたか ▼占いで欠かせないのは生年月日。 ...
<金口木舌>春高バレー、西原の挑戦
2016/01/09
球技に疎く、得点は単に球を打ち込んで奪うものと思っていた。しかしそれだけではなく、失わせて得るものもある ▼春高バレーに西原が挑戦した。男子は2回戦、女子は1 ...
<金口木舌>国際マメ年
2016/01/08
この食材がなければ、私たちの食卓は随分と興ざめしていただろう。みそやしょうゆ、豆腐、納豆、枝豆も味わえなかった。大豆である。日本の食文化には不可欠の存在だ ▼ ...
<金口木舌>じゅうしいが恋しい
2016/01/07
清少納言が枕草子で書いている。「七日の日の若菜を、六日、人の持て来、さわぎ取り散らしなどするに」。頂き物の若菜(春の七草)を珍しがって子どもたちが騒ぐ。にぎや ...
<金口木舌>未来への一歩のために
2016/01/06
厳かで神聖な場所なのに親しみが湧く。年に一度は家族や親類が和やかに集う。やんちゃな子どもにとっては格好の遊び場となる。墓は沖縄の暮らしの中に溶け込んでいる ▼ ...
<金口木舌>命は宝
2016/01/05
時折見せるほほ笑みは天使のよう。沖縄市の泡瀬特別支援学校高等部2年生の山城美咲さんは、生まれつき表皮水疱(すいほう)症(栄養障害型)の病気を患い、17歳を生き ...
<金口木舌>新年三つの目標
2016/01/04
新しい年が本格的に動き始める。正月気分がまだ抜けていない感はあるが、官公庁や企業の多くはきょうが仕事始めだ ▼毎年の節目の日だが、何か変えようと思わなければた ...
<金口木舌>AI
2016/01/03
新聞社から記者が消える日は来るのだろうか。データから自動的に文章を作成する人工知能(AI)の研究が進んでいる。米メディアのAP通信では、中小企業の決算記事など ...
<金口木舌>自己決定権を羅針盤に
2015/12/31
新しい年が明けた。今年のえとは申(さる)。「犬猿の仲」や「猿の尻笑い」「猿に烏帽子(えぼし)」など、いいイメージの言葉は少ない。昔話「さるかに合戦」では、カニ ...
<金口木舌>沖縄の思い主張する年に
2015/12/31
本題と外れた“ゆんたく”に人柄や生い立ちが表れることはよくある。作家の半藤一利さんは沖縄を訪ねたことがないという。理由は「出るんですよ」 ▼「戦士の遺書-太平 ...
<金口木舌>豊かさと「黄金の花」
2015/12/30
名護市中心街にネーネーズの「黄金の花」が流れる。1997年12月、海上ヘリ基地の是非を問う市民投票を数日後に控えていた。メロディーは美しいのに胸が痛む。やりき ...
<金口木舌>若者の活躍する社会を
2015/12/29
ことしもあと3日、充実した年であればあるほど、時の速さも身に染みよう。大学生のこの人も挑戦が続きトップギアで疾走した年だったようだ ▼名桜大3年の玉城愛さん( ...
<金口木舌>来年は安心できる年に
2015/12/28
「安心してください」という芸人のギャグが流行したが、安心できる年ではなかった。集団的自衛権の行使を容認する安保関連法は成立したし、世界ではテロが頻発した ▼マ ...
<金口木舌>子どもの貧困
2015/12/27
「眼鏡が買えず板書を写せない子がいる」「ズボンが破れたまま中学生時のものを着ている」。本紙と高教組の合同アンケートで見えてきた現在の高校生の実態がこれほどまで ...
<金口木舌>拝啓、水木しげる様
2015/12/26
墓碑銘に朗らかな笑顔を残し、漫画家の水木しげるさんが93歳でこの世を去った。今ごろ極楽で楽しくやっておられるだろうか ▼鳥取県境港の子ども時代、実家のお手伝い ...
<金口木舌>クリスマスの茶番劇
2015/12/25
けさ子どもたちの枕元にサンタさんからの贈り物は届いただろうか。今でこそ国民的行事のクリスマスだが、庶民まで広がったのは戦後だ。沖縄では1947年、軍政下で初め ...
<金口木舌>過去最大の予算
2015/12/24
イブに世知辛い話だが、クリスマスケーキを見ながら「これは再来年も8%」とつい考える。このほど決まった消費税の軽減税率だ。2017年4月には消費税を10%に引き ...
<金口木舌>湛山の「理想と現実」
2015/12/23
石橋湛山が首相となった1956年末、元県知事の稲嶺恵一さんは慶応大の学生だった。在任わずか2カ月余だが「非常に印象に残っている」という。本紙は先日、湛山の名を ...
<金口木舌>コザ暴動
2015/12/22
群衆が裏返そうとした途端にガソリンが流出し車両は炎に包まれた。投石もあった。焼け焦げた車はそこかしこ。米統治下の1970年12月20日、今の沖縄市で発生したコ ...
<金口木舌>コアファン
2015/12/20
この間、街角で不思議な集団を見掛けた。スマホを片手に、もう一方の手には地図。同じような活動的ないでたちで街を闊歩(かっぽ)する様に、首をかしげた人も多かったの ...
<金口木舌>澤引退の日に考える 歴史切り開く精神
2015/12/19
「妻は婚姻に因(よ)りて夫の家に入る」(1898年施行の民法)「夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、夫又は妻の氏を称する」(1947年の改正民法) ▼明治か ...
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