「社説」の記事一覧
<社説>ジュゴン姿消す 工事こそ生息脅かす元凶だ
2016/10/29
国の天然記念物で絶滅危惧種のジュゴンが2015年1月以降、大浦湾内で姿を確認されていないことが分かった。沖縄防衛局が15年の調査結果をまとめた「シュワブ(H2 ...
<社説>学校問題行動調査 解決できる体制つくろう
2016/10/29
文部科学省が公表した2015年度問題行動調査で、県内小中高校、特別支援学校のいじめ認知件数は前年度の1029件から2335件に倍増した。国の指導などにより、い ...
<社説>土人発言抗議決議 沖縄差別の政策やめよ 国民と県民の分断強める
2016/10/28
県議会はヘリパッド建設現場での機動隊員による「土人」「シナ人」発言について「県民の誇りと尊厳を踏みにじる」とする抗議決議、意見書を可決した。政府、警察は重く受 ...
<社説>WUB世界大会 「平和経済宣言」の進展を
2016/10/28
ウチナーンチュ経済人のネットワークを通して利益を追求する。併せて人的・文化的交流も深化させる。それに取り組むことでそれぞれの国、沖縄、そして世界に貢献していく ...
<社説>大川小津波訴訟 万全の備えで児童を守れ
2016/10/28
「先生の言うことを聞いていたのに」という原告遺族の悲痛な訴えを認めた判決だ。児童の命を守る教員の重責を再確認し、重大な自然災害への備えを固めたい。 東日本大 ...
<社説>国境なき記者団声明 取材の自由を保障せよ
2016/10/27
国際社会は、沖縄で取材の自由が脅かされていることを深く憂慮している。 国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(RSF)は、米軍北部訓練場でヘリパッド建設の ...
<社説>核禁止に政府反対 廃絶求める世論に背く
2016/10/27
多くの国連加盟国が支持する「核兵器禁止条約」交渉開始決議案に日本政府は賛同しない方針だ。唯一の被爆国としての国際的な使命、核廃絶を求める国民世論を裏切るもので ...
<社説>世界県人大会 「湧き出る思い」に応えよう 絆深め、人的財産の発展を
2016/10/26
東京で熱心に県人会活動をするウチナーンチュ2世に聞いたことがある。なぜ沖縄にこだわるのかと。 東京生まれで沖縄に住んだことは一度もない。若いころはロック歌手 ...
<社説>自宅・テント捜索 県警は「過剰捜査」慎め
2016/10/25
ヘリパッド建設反対運動の中心人物が逮捕され、自宅や現場の運動拠点のテントが県警の捜索を受けた。必要な捜査だったのか。市民の反対運動を萎縮させる過剰捜査がないよ ...
<社説>空手演武ギネス認定 発祥地の誇りを発信した
2016/10/25
「イチ、ニ、サン…」。力強い号令がこだまし、約1キロにわたって居並ぶ老若男女の4千の拳が一糸乱れず突き出された。 空手発祥の地・沖縄の心意気が凝縮された歴史 ...
<社説>環境会議沖縄大会 基地の「不正義」正す契機に
2016/10/23
環境・平和・自治・人権-。市民が豊かな生活を送るために守られるべき普遍的価値と軍事基地は相いれない。過重な米軍基地が横たわり、自衛隊も増強される沖縄の実情は「 ...
<社説>沖縄に警官出向 小手先の対策でしかない
2016/10/23
小手先の対策でしかなく、在沖米軍から派生する事件事故対策に政府が本気で向き合っているとは思えない。 警察庁が来年1月中旬から3月末までの2カ月半、全国の警察 ...
<社説>公明陸上案検討 県本は国外・県外移設貫け
2016/10/22
公明党の在沖米軍基地調査ワーキングチームが米軍普天間飛行場問題の解決策として、キャンプ・シュワブやキャンプ・ハンセンの施設内に移す陸上案を検討材料の一つに挙げ ...
<社説>生前退位議論開始 新たな皇室像を考えよう
2016/10/22
天皇陛下の生前退位を巡り、有識者会議での議論が始まった。8月に陛下が異例のビデオメッセージを公表したことがきっかけだ。有識者会議は、識者からの意見聴取などを基 ...
<社説>陽茉莉ちゃん募金達成 国内移植へ体制整備を
2016/10/22
重い心臓病「拡張型心筋症」を患う1歳9カ月の森川陽茉莉(ひまり)ちゃんの渡米を支援する募金が2億9500万円の目標額を上回った。多くの県民の善意が目標達成につ ...
<社説>嘉手納未明離陸 政府は爆音の共犯者だ
2016/10/22
安眠妨害にとどまらない。未明の米軍機離陸は殺人的行為だ。県民への人権蹂躙(じゅうりん)をこれ以上、許すことはできない。米軍と共に事態を放置する政府に強く抗議し ...
<社説>40回産業まつり 「沖縄発世界へ」の飛躍を
2016/10/21
第40回の節目となる「沖縄の産業まつり」が、きょうから3日間、那覇市の奥武山公園・県立武道館で催される。多くの県民が足を運んで、改良と新開発を遂げる県産品の数 ...
<社説>「土人」「シナ」発言 植民地意識が露呈した
2016/10/21
市民に侮蔑的な言葉を投げ付ける機動隊員がいる。それを軽視、擁護する政治家がいる。根深い差別意識と植民地意識、そのことに無頓着な政治土壌が露呈した。 大阪府警 ...
<社説>警察「土人」発言 「構造的差別」責任は政府に
2016/10/20
米軍北部訓練場内のヘリパッド建設で基地のフェンス越しに建設反対を訴える市民に対し、大阪府警の機動隊員が「土人」の暴言を発した。県警は事実を認め、「発言は遺憾」 ...
<社説>若者県人大会 新世代ネットワークに期待
2016/10/20
きょう第5回世界若者ウチナーンチュ大会が開幕する。 県系の若者らによるこの大会は、2011年に開催された第5回世界のウチナーンチュ大会の中で開かれた、若者国 ...
<社説>高江の警察活動 「二重基準」を疑わせる
2016/10/19
米軍北部訓練場の返還に伴う新たなヘリコプター着陸帯工事に関し、現場で活動する警察官、県警幹部に警察法を読み返してほしい。 警察法3条にはこう書かれている。「 ...
<社説>年金制度法案 抜本改革へ徹底論議を
2016/10/19
政府が今国会で成立を目指す年金制度改革法案が、衆院予算委員会で集中的に取り上げられている。国民生活に大きな影響を及ぼすだけに徹底論戦を望む。 政府の年金制度 ...
<社説>新潟知事選野党勝利 原発再稼働拒む民意は重い
2016/10/18
民意を差し置いて、原発再稼働に突き進む安倍政権に対する不信を表す鮮明な意思表示と言えよう。 原発の安全性に不安を抱く新潟県民の審判を真摯(しんし)に受け止め ...
<社説>訓練場返還計画 基地汚染の情報開示が先だ
2016/10/18
米軍用地の返還は汚染物質の徹底除去が必須条件だ。沖縄防衛局は米軍北部訓練場の約半分の返還実施計画案を提示したが、汚染除去期間を「1年から1年半」に限定するのは ...
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