沖縄県内最大の農林水産業イベント「おきなわ花と食のフェスティバル2024」が20日、那覇市の奥武山公園で開幕した。主催者によると初日は約5万6千人が来場した。2020年以降、豚熱やコロナ禍の影響で中止や規模を縮小しての開催が続いており、通常開催は5年ぶり。21日まで。
131のブースが出展。多くの来場者が県産品を味わい、買い求めた。県立武道館では花卉(かき)や野菜、果樹の展示を楽しんだ。
開会式で、主催団体の本部長を務めるJAおきなわの前田典男理事長は「県産品に見て、触れて、味わって、沖縄の農林水産業への理解を深め、生産者を支えてほしい」とあいさつした。
21日は品評会表彰式や、県産品を使った加工品のグランプリを決める「島ふ~どグランプリ+(プラス)」もある。
(玉寄光太)