沖縄関係路線を運航する主要航空各社は2日、2024年お盆期間(8月9~18日)の搭乗予約状況を発表した。5社合計の予約数は56万8133人で、前年のお盆期間と比べて4・6%増加した。コロナ禍が明け、人流が回復した前年同期と同様に予約率は好調で、期間中は空港をはじめとする各所での混雑が予想される。往復を含めた座席数のため、利用者数は半分ほどとみられる。
全日本空輸(ANA)の予約数は29万7395人と前年比で7・3%増となった。予約率は88・6%で、好調な予約率を維持している。
日本航空(JAL)の予約数は11万6559人で、予約率は9割を超えている。前年比では0・6%増。日別予約率では、下りのピークが10日で99・2%、上りは17日で95・8%となっている。
日本トランスオーシャン航空(JTA)の予約数は8万1507人で、前年比8・3%増だった。期間中には中部―那覇で計6便の増便運航を予定する。
琉球エアーコミューター(RAC)の予約数は1万545人と、前年比8・3%減となった。予約率は51・4%。担当者は「県内線は現時点では余裕があるが、間際になっての予約が増えるだろう」と予測した。
スカイマークの予約数は6万2127人で、前年比1・9%減となった。担当者は「昨年に引き続き予約数は好調だ。期間中は空港の混雑が予想されるので、時間に余裕を持って空港に来てほしい」と話した。 (與那覇智早)