観光客らでにぎわう国際通り（資料）
與那覇 智早 県文化観光スポーツ部は26日、2024年4～6月期の観光収入が前年同期比0・5％（9億円）増の1599億円、延べ宿泊者数（人泊数）は同0・7％（3万人泊）増の492万人泊で、4～6月期では過去最高だったと発表した。いずれも国内客のみの速報値。入域観光客数は前年同期比で1・8％（3万1600人）減となったが、1人当たり消費額や滞在日数の増加がけん引した。
観光客1人当たりの県内消費額は、前年同期比2・3％（2117円）増の9万2267円だった。内訳は宿泊費が3万2685円と最も高い割合を占めた。飲食費が1万9242円、土産・買物費が1万6859円、県内交通費が1万1679円、娯楽・入場費が8916円と続いた。
1人当たりの県内消費額9万2267円は、コロナ禍前19年の同じ期間と比べると、23・5％（1万7565円）増、これに入域観光客数をかけた観光収入が23・2％（301億円）増、延べ宿泊者数は1・2％（6万人泊）増と、いずれも増加した。
（與那覇智早）
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