高校生アスリートたちの祭典「県高校総体」が18日から始まる。県内の各校では、集大成の舞台となる3年生らに持てる力を存分に発揮してもらおうと、壮行会が行われている。
那覇市の小禄高校(名幸哲校長)で17日、激励会が行われた。出場選手らはユニホーム姿で壇上に上がり、思い思いの目標や抱負を述べ、それぞれ活躍を誓った。
男子ハンドボール部主将で生徒会長(17)は「学校のみんなが応援してくれているという思いが、試合の苦しい場面などで生かされると思う。みんなで充実した夏にしていきたい」と決意を語った。
![](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/2024/05/DSC_6096-scaled.jpg?fit=700%2C700)
![](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/2024/05/DSC_6168-scaled.jpg?fit=700%2C700)
![](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/2024/05/DSC_6068-scaled.jpg?fit=700%2C700)
激励式で名幸校長は、あいさつの代わりに、ゆずの「栄光の架橋」を熱唱しエールを送った。最後は野球部と吹奏楽部が熱い応援で選手たちを鼓舞。全校生徒約千人で「お・ろ・く」と声を合わせ、心をひとつに互いの健闘を誓い合った。
野球部の副主将(17)は「みんなに気持ちは伝わったと思う。最高の夏にしたい」と目を輝かせた。
(高辻浩之)