仏壇に手を合わせる高良茂光さんら家族や親族＝16日午後7時すぎ、那覇市具志（喜瀨守昭撮影）
嶋岡 すみれ 旧盆初日の16日、県内各地の家庭ではウンケー（お迎え）が行われた。料理や果物を仏壇に供え、ご先祖さま（ウヤファーフジ）を迎えた。
那覇市具志の高良茂光さん（76）宅では、午後6時半ごろから門を開けてろうそくをともし、ウンケージューシーや卵のお吸い物、キュウリのあえ物などを供えた。
茂光さんは8人きょうだいの長男。数年ぶりにきょうだいやその子や孫など総勢24人が仏壇の前に一堂に会した。手を合わせて昨年、孫が2人生まれたことを報告したと言い「両親も喜んでいるはず」と顔をほころばせた。
「こうして皆が顔を合わせて集まることができてありがたい。これからも仲良く健康に過ごせるよう見守ってほしいとお願いした」と笑顔で話した。
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