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「強い沖縄経済」に向け振興策を推進 伊東沖縄担当相が就任後初の記者会見 


「強い沖縄経済」に向け振興策を推進 伊東沖縄担当相が就任後初の記者会見  沖縄担当相として初めて記者会見に臨む伊東良孝氏=2日、内閣府
この記事を書いた人 Avatar photo 嘉数 陽

 【東京】内閣府特命大臣として沖縄担当相に就任した伊東良孝氏が2日午前、就任後初めての記者会見に臨んだ。伊東氏は冒頭、今後の政策方針を述べ、沖縄については「沖縄振興特別措置法や、沖縄振興予算などのあらゆる政策手段を最大限に活用しながら、『強い沖縄経済』の実現に向けて、沖縄振興策を推進していく」と述べた。

 米軍基地問題にも触れ、「基地負担軽減のため、県民の皆さまの思いを受け止めながら関係閣僚と連携の上、最善を尽くす」と語った。

 特に取り組みたいと考えている沖縄の課題については、地理的特性や沖縄科学技術大学院大学(OIST)などの施設があることを取り上げ、「文化の面や知的レベルの面でも進展が望まれる」と述べた。農林水産副大臣を2度務めた際、製糖業の振興のため沖縄に複数回訪れたことがあると紹介し、「地域に根差した農業、水産業、OISTをはじめとして若い人が集まる知的産業を含め、その振興策を皆さんと一緒に作り上げたい」と抱負を述べた。

 伊東氏は北海道出身。釧路市長を2期務め、2009年の衆院選で初当選し、農水副大臣や財務大臣政務官などを歴任した。今回初入閣。(嘉数陽)

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