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沖縄、外国人含め148万人 143人増 日本人は3531人減 外国人最も増えた町村は?


沖縄、外国人含め148万人 143人増 日本人は3531人減 外国人最も増えた町村は? 那覇市街地(資料写真)
この記事を書いた人 Avatar photo 嘉数 陽

 【東京】総務省が24日に発表した住民基本台帳に基づく人口動態調査によると、今年1月1日時点の外国人を含む沖縄県内の総人口は前年より143人増の148万5669人だった。総人口が増えたのは全国で沖縄、東京、千葉の3都県だけだった。

 一方、日本人に限ると沖縄は前年より3531人減り、146万770人。増減率はマイナス0・24%だった。

 外国人住民は全都道府県で増加した。沖縄は前年より3674人増え、2万4899人だった。増減率はプラス17・31%で、全国の11・01%より6・3ポイント高い。町村別の外国人住民の人口増加率は、北大東村が全国で最も高く、プラス800%だった。

 出生数と死亡数の差である「自然増減」で、自然増となった都道府県はなかった。沖縄は自然減が最も少なく、外国人を含む総計で2459人減った。自然増加率はマイナス0・17%だった。自然増加数が全国の町村で最も多かったのは南風原町で、172人増えた。

 外国人を含む自然増加率では、全国の町村で北大東村が最も高く、プラス0・74%だった。

 日本人住民で、0~14歳の年少人口の割合は、全国の市部で豊見城市が最も高く、18・91%だった。 

(嘉数陽)