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当選ラインは2万2000票以上 支持基盤固め、無党派層の獲得狙う 宜野湾市長選 沖縄


当選ラインは2万2000票以上 支持基盤固め、無党派層の獲得狙う 宜野湾市長選 沖縄
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 宜野湾市長選に立候補した桃原功氏と佐喜真淳氏のそれぞれの推薦政党を見ると、桃原氏は玉城デニー知事を支える「オール沖縄」勢力を基盤とし、佐喜真氏は国政与党の自民党、公明党が支援する構図となっている。両陣営とも支持基盤を固めた上で無党派層の獲得を狙う。

 市長選の直近の投票総数は2022年が4万9260人、18年が4万8460人。03年の市長選以降の得票数を見ると、保守陣営は松川正則氏が再選した22年の2万9664票が最大で、革新陣営は安里猛氏が初当選した10年の2万3598票が最大となる。

 投票率は07年以降、60%台で推移している。22年は63・49%で、18年は64・26%だった。投票率に左右されるが、当選には2万票以上の獲得が必要で、当選ラインは2万2千~2万6千票となる。

 (’24宜野湾市長選取材班)