「沖縄用語辞典」の記事一覧

　半径数百メートルから数キロのラジオ放送地域。県内では１９９７年３月にＦＭチャンプラが沖縄市に開局したのを皮切りにＦＭたまん（糸満市）、ＦＭ２１（浦添市）、２０ ...

　糸満市米須の海岸近くにある沖縄戦戦没者の塔。戦後、同地に収容された真和志村民が散在する遺骨を集め、１９４６年２月に建立された。約３万５０００柱を祭っていたが、 ...

　１６４４～１７２４（尚賢４．１２．８～尚敬１２．１２．１６）　蔡温の父。１７世紀後半から久米村総役を務め、近世久米村の屋台骨を支える。『歴代宝案』の第１次編集 ...

　アオイ科の常緑小高木。沖永良部から熱帯アジアまで分布し、海岸の近くに自生する。方言名はトーユーナ、タマウギ（宮古）。葉は表面に光沢のある広卵形、先は長く尖る。 ...

　方言名アマクチ。フエフキダイ科の魚で体長６０センチに達する。ひれが黄色く、目下に６～７条の青いさざなみ状縦線があるところから、この和名がある。美味で、沖縄では ...

　沖縄問題をめぐる佐藤栄作総理大臣とジョンソン米国大統領との２度の共同声明。まず、１９６５年１月１３日、「住民の安寧の向上のための日米協力」を謳った。次に１９６ ...

　呪具の一種。藁のしべやイトバショウの葉を裂いて十文字に結んだ小型のものや、ススキやカヤの葉などの先端を十文字に結んだ大型のもの（ゲーンとも）がある。小型のもの ...

　三線愛好家の多い沖縄でより三線文化を広めようと琉球放送が３月４日をサンシンの日として１９９３年、提唱した。この日にちなんで、県内各地で三線の演奏会が行われる。 ...

　かんざし。王府時代は男女ともかんざしを差し、身分を表示した。国王は龍を打った金、聞得大君・王妃・世子は牡丹金（大礼の時、聞得大君は龍文金大かんざし、王妃は鳳凰 ...

　熊野権現を勧請した琉球八社の一つ。那覇市繁多川にある。『遺老説伝』によれば、尚元王代（１５５６～１５７２）の建立。尚元王の長男の病気平癒を祈願、霊験があったの ...

　地割を起因に生まれた伊江島の労作歌。石ころ畑を当てられた農民たちが、土地改良のため浜の砂を運ぶときの歌。「阿良ぬ浜」と「大口（うぷぐち）ぬ浜」とうたい出す二説 ...

　クワ科の落葉高木。種子島以南～中国に分布し、山野に自生する。方言名はクワーギ。かつては養蚕用として植栽された。果実は食用になる。庭木とされるが、鳥などが落とし ...

　１５３５～１６１９（天文４．７．２３～元和５．７．２１　義久の弟。号は惟新。全九州征服に邁進するが、１５８７（天正１５）年に秀吉に降伏。２度の朝鮮侵略にも出兵 ...

　伊良部町下地島にある空港。１９７９年、日本唯一のパイロット訓練飛行場として建設された。滑走路はほぼ南北に３０００メートル。建設に当たっては住民間の対立もあった ...

　１８６５～１９０８（尚泰１８．９．２８～明治４１．１０．２９）　行政官、社会運動家で沖縄の自由民権運動家。島尻郡東風平間切生まれ。第１回県費留学生として帝国農 ...

　沖縄戦中、激戦地で発生した集団死。実数は不明だが慶良間諸島、伊江島、沖縄本島中南部など激戦地のほとんどの地域で多発した。米軍に包囲された壕内での将兵や学徒隊、 ...

　米兵による少女暴行事件を糾弾、日米地位協定の見直しなどを求めて１９９５年１０月２１日、宜野湾市の海浜公園で開かれた沖縄県民総決起大会。８万５０００人が参加し、 ...

　浦々（島々村々）を支配統治するところから百浦添（むんだすい）あるいは国殿と呼ばれ、また屋根の唐破風様式から唐玻豊（唐破風）の異称もある。入母屋造りの瓦葺きで２ ...

　舜天に始まる中山の古王統。１１８７年から１２５９年まで舜天→舜馬順煕→義本と３代７３年続いた。伝説では舜天（はじめ尊敦）は源為朝と大里按司の娘の子。義本王の時 ...

　１７００～１７５１（康煕３９～乾隆１６）　第２尚氏王統１３代の王。尚益王の長男。在位は１７１３～５１年。在位中、蔡温の政策に代表されるようなさまざまな事業が実 ...

　１４９７～１５５５（弘治１０～嘉靖３４．６．２５）　第２尚氏王統４代の王。父尚真、歳１１で中城間切を領し、中城王子と称した。１５２７年即位。冊封正使吏科給事中 ...

　今帰仁村諸志にある全域が隆起サンゴ石灰岩を母岩とする地域。小川沿いのアカギなどを中心とした群落、尾根部分のイスノキなどを中心にした群落などがある。戦災を免れた ...

　八重山の民謡。白保村の豊穣繁栄を寿ぎ、弥勒世果報を称えた歌。王府への貢納を済ませ、残りの稲粟で泡盛や御神酒を造り、役人を招いて夜の７日、昼の数日間、祝賀会をし ...