「沖縄用語辞典」の記事一覧

　１５７６～１６３８（天正４．１１．７～寛永１５．２．２４）　薩摩藩主。島津義弘の第三子。関ケ原の戦いでの敗北の後、徳川との折衝で、家久の名を得る。鹿児島内の権 ...

　１９００～１９８８（明治３３．３．１３～昭和６３．７．９）　沖縄の社会福祉事業の草分け。３０年間教員を務め、胡差児童保護所、女子ホームを設立。中部地区社協事務 ...

　沖縄社会大衆党の略称。１９５０年１０月３１日結党、初代委員長は沖縄群島知事、平良辰雄。〈復帰党〉として署名運動や促進期成会を組織、県民をリードした。復帰後は土 ...

　古典音楽の楽曲の一つ。『屋嘉比工工四』に８８節、『琉歌百控』乾柔節流にも見える。昔から仏典歌と恋歌に歌詞の受けとり方が分かれ、古典音楽家は浄土三部経中の弥陀４ ...

　方言名ザン、ザンヌイユなど。海牛目ジュゴン科のほ乳類。紡錘形で灰色のからだ、体長は３メートルに達する。ヒルムシロ科やトチカガミ科などの海草をえさとする。動きは ...

　１２支の守り本尊を分祀した首里の臨済宗妙心寺派の５カ寺（慈眼院〔子・丑・寅・午〕、安国寺〔酉〕、万松院〔卯・辰・巳〕、西来院〔戌・亥・午〕、盛光寺〔未・申〕） ...

　首里城内の御嶽。首里森グスクともいい、奉神門前の下の御庭にあった。琉球開闢神のアマミキョが造ったとされ、聖域「京の内」にある真玉森御嶽（真玉森グスク）と対をな ...

　１７８４～１８０２（乾隆４９～嘉慶７）　第２尚氏王統１５代目の王。在位は１７９５～１８０２年。祖父尚穆王の跡を継ぎ即位。官生制度を改革し、首里人の採用を図った ...

　１６６０～１７０６（順治１７．１．５～康煕４５．１２．３０）　尚貞王の世子。１６６９年佐敷間切を領する。同年中城間切を加領し中城王子となり、７６年久米具志川間 ...

　１３７２～１４３９（洪武５～正統４．４．２０）　第１尚氏王統２代の王、尚思紹の世子（伊平屋出身とされる）。生まれながらに身体極小にして、五尺に満たず、俗に佐敷 ...

　方言名アジケー【沖】、ニンゴーギーラ【八】、スワリ【奄】。シャコガイ科。殻が細長く前方に伸びている。太い放射肋が七条、畦（うね）をなし、肋は成長脈を刻んでいる ...

　方言名シルイユー。フエフキダイ科の魚。水深５０～２００メートルの深場にすむ。体長５０センチほど。白地にゴマ状の黒点が散り、これが特徴。背びれとしりびれは赤く、 ...

　王府時代の琉球と中国間の公貿易。中国皇帝への進貢（朝貢）を名目として行われた。進貢船は皇帝への貢物（馬、刀、硫黄、貝、錫、南方産の蘇木や胡椒、香木など）のほか ...

　１８９９～１９８５（明治３２．４．１５～昭和６０．７．１５）　詩人、教育者。与那城町生まれ。沖縄大学学長などを務める。詩集『生活の挽歌』『野心ある花』、詩誌『 ...

　１８８６～１９２４（明治１９～大正１３）　ジャーナリストで俳人。本名・末吉安恭。首里儀保村の生まれ。『沖縄毎日新聞』『琉球新報』などの記者のかたわら俳壇・コラ ...

　農村の生活向上を目的とした運動。国と都道府県が共同して行う農業改良普及事業の一環で、生活改善普及員が中心となり、実用的な知識や技術の普及を図る。農村の近代化、 ...

　ＣＴＳ。１９７０年、平安座島・宮城島に誘致された施設。期待された雇用効果はあまりなく、代りに石油ショックでその役割が高まり、沖縄石油基地（株）、沖縄ターミナル ...

　フクロウ科の留鳥。旧亜種名リュウキュウコノハズク。全長２２センチ。方言名はマヤージククなど。短い耳羽があり、全体に赤褐色で朽ちた落ち葉模様。コホッコホッと鳴く ...

　琉球古典音楽の楽曲の一つ。『屋嘉比工工四』『琉歌百控』『御拝領工工四』にない。組踊「万歳敵討」の兄弟が見せる京太郎芸の第４曲目にあり、「花売の縁」「大川敵討」 ...

　方言名ワラグチイビ。セミエビ科の仲間で、体長１５センチくらい。からだは平べったく、ぞうりそっくり。甲羅一面を粒状突起物と毛がおおっている。水深１０～３０メート ...

　廃藩置県後、王府時代の杣山の扱いをめぐって起きた官民の対立。沖縄県・明治政府の官有地化の方針に対して、謝花昇は民有論を主張したがしりぞけられた。土地整理事業を ...

　日本陸軍は南西諸島防衛強化のため１９４４（昭和１９）年３月２２日、大本営直轄の沖縄守備隊として第３２軍を創設した。戦局の進展に伴い逐次増強され、同年７月には４ ...

　尚円王統ともいう。尚円王（金丸）は伊是名島の出で、王位に就いたのは１４７０年。第１尚王統最後の王尚徳の謎の死によるもので、クーデター説もある。廃藩置県・琉球処 ...