「沖縄用語辞典」の記事一覧
百田紙 (ひゃくたし)
2003/03/01
クワ科の楮(こうぞ)の樹皮でつくる和紙で、主に公用紙として使用された。大見武憑武が1694(尚貞26)年に薩摩で修得して持ち帰ったのが最初と伝えられる。首里儀 ...
ピロティ建築 (ぴろてぃけんちく)
2003/03/01
建物を地表から持ち上げて柱で支えた建築。下駄ばき式。車社会の沖縄では、その空間を車庫に利用する住宅が多い。しかし一方で、地震に弱い構造が指摘され、警鐘を鳴らす ...
風俗改良運動 (ふうぞくかいりょううんどう)
2003/03/01
沖縄を日本と同化させるために行われた沖縄独特の風俗・慣習の改廃運動。男女の風紀の取締りや、倹約の奨励など生活改善も主眼に置かれた。明治30年代以降に盛んになる ...
フクマンギ
2003/03/01
ムラサキ科の常緑低木。沖縄から熱帯アジアに分布し、海岸の降起サンゴ礁上など石灰岩地域に自生する。葉は小さく、表面はざらつく。白色の鐘形の小花が4~10月に咲く ...
仏教 (ぶっきょう)
2003/03/01
琉球への伝来は、13世紀、英祖王代に異域から来た補陀落僧(禅鑑)のために浦添城の西に極楽寺を建てたのが始まりという。15世紀中期には尚泰久王が多くの寺を創建し ...
フリートレードゾーン
2003/03/01
自由貿易地域(FTZ)。関税の免除及び軽減、入国手続きの簡素・合理化などさまざまな優遇措置を内容とし、香港、シンガポール、サンフランシスコなど98国、636か ...
米軍放送 (べいぐんほうそう)
2003/03/01
FEN。沖縄戦最中の1945年4月にラジオ局、55年12月にテレビ局が開局した。FEN沖縄局はキャンプ・フォスターのライカムプラザにある。TVはCNNニュース ...
平敷屋・友寄事件 (へしきや・ともよせじけん)
2003/03/01
1734(尚敬22)年、和文学者・平敷屋朝敏と、王府高官・友寄安乗を首謀者に、〈国家の御難題〉を企んだという罪で、平敷屋、友寄は八付(磔)、一味十数人も斬罪、 ...
平安座島 (へんざじま)
2003/03/01
沖縄本島中部の東側、勝連半島の北東約4キロの洋上に位置し、与那城町に属する島。面積4.77平方キロ。1971年6月に完成した4.75キロの海中道路で与勝半島と ...
ホウセンカ
2003/03/01
ツリフネソウ科の1年草。インド、南中国原産。別名ツマクレナイ、ツマベニ。方言名はティンサグ。昔、この花を女の子が爪を染めるのに用い、民謡や琉歌にも歌われている ...
ホワイトビーチ
2003/03/01
勝連半島の先端に位置し、米軍艦船の主要寄港地となっている。2つの桟橋のほか、貯油タンク、パイプライン、ヘリパッド、兵舎などがある。原子力潜水艦がしばしば寄港。 ...
マガキガイ
2003/03/01
方言名ティラジャー。スイショウガイ科の巻貝。殻長5~6センチ。殻は厚く、表面は茶色の薄い皮で被われている。ふたは鎌状になっていて、これを足代りに使って海底を歩 ...
又吉康和 (またよし・こうわ)
2003/03/01
1887~1953(明治20.9.21~昭和28.9.22) ジャーナリスト。那覇市泊生まれ。早稲田大学卒。1939年『琉球新報』社長。戦後は沖縄諮詢会委員、 ...
マングース
2003/03/01
一般にインドマングースをいう。食肉目ジャコウネコ科。体長30~40センチ。胴長尾長で短足、耳が小さい。体毛は茶色に灰白色がまじる。1910年にネズミ駆除を目的 ...
美崎御嶽 (みさきおん)
2003/03/01
石垣島登野城にある御嶽。1500年のオヤケアカハチの乱の際、琉球王府軍の兵船の那覇への安着を祈願して真乙姥が籠ったところ。公儀御嶽と呼ばれ、最も高い神格をもつ ...
宮城文 (みやぎ・ふみ)
2003/03/01
1891~1990(明治24.11.28~平成2.2.4) 教育者。石垣島登野城生まれ。県立第一高女卒業後、初等教育に従事。戦後初の女性市議会議員に当選。市立 ...
宮里悦 (みやざと・えつ)
2003/03/01
1905~1994(明治38.4.15~平成6.1.9) 大宜味村字根路銘出身。女性の地位向上に尽力、無国籍児問題にも取り組む。教職に従事した後、1958年県 ...
『明実録』 (みんじつろく)
2003/03/01
中国明代の太祖洪武帝(在位1368~98)から熹宗天啓帝(在位1621~27)までの13種の実録。正式には『大明実録』。1372年に始まった明国と琉球との冊封 ...
本嘉手久節 (むとぅかでくぶし)
2003/03/01
琉球古典音楽の楽曲の一つ。『屋嘉比工工四』に遊嘉手久節、昔嘉手久節はあるが、本嘉手久節はない。『琉歌百控』にも嘉伝古節、早嘉手久節、嘉手久節はあるが、この節名 ...
「銘苅子」 (めかるしい)
2003/03/01
玉城朝薫の組踊五番の一つ。1719年の尚敬王冊封式典の餞別の宴か拝辞の宴で上演。能の「羽衣」と重なるところあり。天女が最後まで人間として描かれており、南島特有 ...
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