「沖縄用語辞典」の記事一覧
『八重山日報』 (やえやまにっぽう)
2003/03/01
八重山地域で発刊されている日刊紙。1977(昭和52)年6月、宮良長欣によって創刊。これにより八重山は1紙独占から2紙競合となった。連日社説を掲載するなど特色 ...
ヤエヤマハナダカトンボ
2003/03/01
ハナダカトンボ科。額が天狗(てんぐ)の鼻状に突き出ているのが和名の由来。腹長2センチ内外。胴よりも翅が長い。1951年に発見された西表島の固有種。6月から11 ...
「八重山風俗図」 (やえやまふうぞくず)
2003/03/01
王府時代末期の八重山・蔵元絵師(喜友名安信、宮良安宣ら)が描いた風俗画の下書き。「ミルクの行列」「旗頭の図」「手甲入墨の図」など風俗画のほかに、「牡丹の図」「 ...
ヤエヤマフトヤスデ
2003/03/01
フトヤスデ科の日本最大のヤスデ。体長6~7センチに達する。歩肢110脚。体色は光沢をおびた黒。山林の樹上に生息し、樹皮やコケ類を食す。異臭を放つ毒液を分泌する ...
『八重山毎日新聞』 (やえやままいにちしんぶん)
2003/03/01
八重山地域で発刊されている日刊紙。1950(昭和25)年3月、村山秀雄らが創刊した『南琉日日新聞』が前身。52年に改題。発行部数約1万5000部。97年からカ ...
八重山毎日文化賞 (やえやままいにちぶんかしょう)
2003/03/01
1985(昭和60)年、八重山毎日新聞社が創刊35周年を記念して創設した八重山の研究、芸術文化に顕著な業績をあげた人に贈られる賞。八重山研究の父と言われる喜舎 ...
『八重山民謡誌』 (やえやまみんようし)
2003/03/01
喜舎場永ジュン著。1967(昭和42)年6月、沖縄タイムス社刊。八重山の節歌93首を収録し解説したもの。民謡の発祥地を訪ねて調査分析している。『八重山古謡』と ...
八重山焼 (やえやまやき)
2003/03/01
1724年に王命を受けて仲村渠致元が八重山に渡り、宮良村高山原に築窯して陶法を伝えたのが始まりとされる。その後、大川村に黒石川壺屋、石垣村に平田壺屋の窯を開く ...
ヤエヤマヤシ
2003/03/01
ヤシ科、石垣、西表の固有種。単幹で羽状葉、高さは20メートルに達する。美しい形のヤシで、庭木、公園樹、街路樹として利用される。米原のヤエヤマヤシ群落とウブンド ...
屋我地運天原サバヤ貝塚 (やがじうんてんばるさばやかいづか)
2003/03/01
名護市字屋我地運天原にあり、海岸近くのサバヤと呼ばれる独立丘の南側斜面地一帯に広がる沖縄前V期~後期の貝塚。上方の洞穴(間口約10メートル、高さ約2メートル、 ...
屋我地島 (やがじじま)
2003/03/01
名護市に属し、沖縄本島と屋我地大橋で結ぶ。面積7.66平方キロ。周囲16.01キロ。島全体および周辺海域は鳥獣保護区で、なかでも羽地内海は特別保護区。南側の羽 ...
屋嘉比工工四 (やかびくんくんしー)
2003/03/01
屋嘉比朝寄(1716~1775)によって編集された琉球古典音楽の楽譜(117曲収録)。編集年不明。中国の記譜法に習い完成。琉球大学附属図書館蔵。【県指定文化財 ...
屋嘉比朝寄 (やかび・ちょうき)
2003/03/01
1716~1775(尚敬4.1.19~尚穆24.1.18) 琉球古典音楽中興の祖。那覇市首里生まれ。安冨祖流として伝わる当流を打ち立てる。伝統音楽の改革、『屋 ...
屋嘉節 (やかぶし)
2003/03/01
捕虜たちの屈辱とやるせなさを、カンカラ三線でうたった敗戦哀歌。1945(昭和20)年秋、屋嘉収容所で生まれたもの。作詞は金城守賢、渡名喜庸仁らが名乗りをあげて ...
屋嘉捕虜収容所 (やかほりょしゅうようじょ)
2003/03/01
沖縄戦末期の1945年5月末から6月初めごろ、米軍が金武村(現金武町)屋嘉に設置した沖縄最大規模の捕虜収容所。被収容者は延べ1万2700人余りに達した。そのう ...
ヤガン折目 (やがんういみ)
2003/03/01
粟国島で、旧暦6月24日から3日間行われる行事。初日はヤカン神を迎える。2日目は火の神を拝む〈火の神マチー〉や〈庭のお祝い〉があり、3日目にはウムイ(神歌)を ...
山羊汁 (やぎじる)
2003/03/01
古くから沖縄のスタミナ料理の一つ。山羊汁にはフーチバー(よもぎ)など香りの強い野草が薬味として加えられ、山羊臭を消す効果を果たしている。味付けは主として塩を用 ...
「薬師堂」 (やくしどう)
2003/03/01
伊良波尹吉作の歌劇。1912(明治45)年ごろに現在の形に定着する。『恋路之文』中の物語をもとに多くの歌曲を取り入れ、明るい恋愛歌劇に再創造した。内容は旧暦3 ...
ヤコウガイ
2003/03/01
方言名ヤクゲー。リュウテンサザエ科の大形巻貝。殻高18センチ、殻径20センチ。肩は張りだして段状をなす。殻の内側は真珠光沢をおびる。サンゴ礁の深い穴にすみ、夜 ...
屋敷の御願 (やしちぬうがん)
2003/03/01
家族の健康、安全を祈願する。沖縄本島ではヤシチヌウガン、宮古ではヤスクバンなどという。主に主婦が屋敷の四隅、中ジン(家の前面の中央部)、便所、門、屋敷神、火の ...
いま注目のニュース
一覧へ