「沖縄用語辞典」の記事一覧
琉球国王之印 (りゅうきゅうこくおうのいん)
2003/03/01
冊封の際に皮弁冠(王冠)、皮弁服(龍衣)とともに中国皇帝から授けられた印。鍍金(ときん)銀印。清朝になると、右半分に篆書2行で「琉球国王之印」と刻まれ、左半分 ...
『琉球国旧記』 (りゅうきゅうこくきゅうき)
2003/03/01
首里王府の命により鄭秉哲が編集した地誌。1731年成立。13年に成立した『琉球国由来記』の「舛誤(せんご)を公正し、欠少を補集(序文より、原漢文)」して、漢文 ...
琉球国首里旧城の図 (りゅうきゅうこくしゅりきゅうじょうのず)
2003/03/01
琉球王朝末期の絵師・仲宗根嶂山の水墨画。1894年の制作。鳥瞰図式により城壁や城の建物を克明に描く。下部に文字が挿入された守礼門・歓会門・瑞泉門など各門が、中 ...
『琉球国志略』 (りゅうきゅうこくしりゃく)
2003/03/01
尚穆王を冊封した時の副使である周煌が1757年に著した使録。全体を16巻17部門にわけて編集されている。各部門ごとに過去に渡来した冊封使の使録を要約した後、周 ...
リュウキュウコクタン
2003/03/01
カキノキ科の常緑高木。沖縄以南~熱帯アジアに分布し、山地に自生する。別名ヤエヤマコクタン、ゾウゲボク。方言名はクルチ、キダキ(八重山)、フォキダ(宮古)。材は ...
『琉球国由来記』 (りゅうきゅうこくゆらいき)
2003/03/01
首里王府による初の琉球国の地誌。1713年成立。王府は03年に旧記座を設け、旧記奉行を任命した。各地の番所に資料を提出させ、集まった資料を整理編集したもの。全 ...
リュウキュウコスミレ
2003/03/01
スミレ科の多年草。九州南部~東南アジアに分布し、県内では原野、道端などごく普通に見られる。別名タイワンスミレ。方言名はスミリ、スミレ。葉は広いハート形、花は赤 ...
琉球古典芸能コンクール (りゅうきゅうこてんげいのうこんくーる)
2003/03/01
琉球古典芸能の保存・継承と後継者養成を目的としたコンクール。1966年に第1回開催。2003年現在で38回。琉舞、笛、太鼓、歌三線、胡弓、箏の分野で審査、今日 ...
琉球漆器 (りゅうきゅうしっき)
2003/03/01
沖縄の漆工芸の歴史は古く、15世紀にさかのぼる。素地は大物は杉、小物はヒノキで、現在センダン、デイゴ、シタマキを使用。加飾技法に、漆塗面に刃で文様を彫り、漆を ...
リュウキュウジャコウネズミ
2003/03/01
方言名ビーチャー【沖】、ザカ【宮】、ザーコン【奄】。食虫目トガリネズミ科。頭は口先まで細長くとがる。体長約15センチ尾長約8センチ。原産地はインド、東南アジア ...
琉球処分 (りゅうきゅうしょぶん)
2003/03/01
明治政府による琉球藩設置から分島問題の終結までをいう。明治維新にともない、1872(明治5)年、明治政府は〈琉球国〉を廃して〈琉球藩〉とし、廃藩置県に向けて清 ...
『琉球史料叢書』 (りゅうきゅうしりょうそうしょ)
2003/03/01
伊波普猷、東恩納寛惇、横山重編纂。1972(昭和47)年4月、東京美術刊。全5巻からなり、1、2巻が『琉球国由来記』、3巻が『琉球国旧記』、4巻『中山世譜』、 ...
琉球人墓 (りゅうきゅうじんばか)
2003/03/01
王府時代、異境の地で没した琉球人の墓。琉球は中国に進貢し、大和(日本)には江戸上りなどがあった。旅役たちは長い船旅と、慣れぬ暮らし、旅疲れなどで病に倒れ、帰ら ...
琉球人舞楽絵巻 (りゅうきゅうじんぶがくえまき)
2003/03/01
1832(天保3)年に琉球から江戸上りした謝恩使一行のなかの楽師たちを描いた絵巻物。琉球人の異国風俗を捉えた絵は幾種類かあるが、そのなかでも演舞する情景描写が ...
『琉球新報』 (りゅうきゅうしんぽう)
2003/03/01
1893(明治26)年創刊された沖縄初の新聞。戦時中の言論統制で一時中断されたが戦後復刊。県内唯一のABC認証紙で、最大の発行部数をもつ朝夕刊セット紙。関連会 ...
琉球新報活動賞 (りゅうきゅうしんぽうかつどうしょう)
2003/03/01
琉球新報社が産業、社会、教育の各分野の第一線で、地域の福利増進に精励している気鋭の人材を顕彰する賞。基本理念は「一隅を照らすものは国宝である」(伝教大師の言葉 ...
琉球新報児童文学賞 (りゅうきゅうしんぽうじどうぶんがくしょう)
2003/03/01
『琉球新報』創刊95年を記念して1989年に創設。短編児童小説と創作昔ばなしの2部門に分かれ、締め切りは毎年3月末日。受賞作は琉球新報紙上に掲載。夢と希望を育 ...
琉球新報賞 (りゅうきゅうしんぽうしょう)
2003/03/01
各分野で沖縄県の発展、振興に貢献した人の功績をたたえる賞。琉球新報の創刊70年記念として1963年に創設され、翌年、第1回贈呈式。毎年、創刊記念日の9月15日 ...
琉球新報短編小説賞 (りゅうきゅうしんぽうたんぺんしょうせつしょう)
2003/03/01
『琉球新報』創刊80年(1973年)を記念して創設。応募は400字詰め原稿用紙40枚。〈沖縄〉を表現の対象にする書き手の大きな活動の場と位置づけられ、受賞者で ...
琉球政府 (りゅうきゅうせいふ)
2003/03/01
米軍統治下での沖縄住民側の中央政府として1952年4月1日、布告第13号「琉球政府の設立」により、立法、司法、行政の3機関を備えて設立された。これにより琉球臨 ...
琉球石灰岩 (りゅうきゅうせっかいがん)
2003/03/01
琉球列島に分布する第四紀更新世石灰岩の大部分についての名称。分布北限は、宝島・喜界島で、それ以南の琉球列島のほとんどの島々に分布する。更新世にサンゴ礁を形成し ...
琉球セメント(株) (りゅうきゅうせめんと)
2003/03/01
県内最大手のセメント製造会社。1959年に設立された。宇部興産と提携。県内シェアの約40%を占める。資本金14億1151万円。2001年6月決算の売上げは10 ...
琉球船舶旗 (りゅうきゅうせんぱくき)
2003/03/01
1950年、日の丸の使用が禁止されていた米軍統治下で考え出された琉球在籍船舶の標旗。旗ざおの反対側を三角形に切り、横に中央が青(全体の半分)、上と下が黄色の2 ...
琉球箏曲 (りゅうきゅうそうきょく)
2003/03/01
沖縄伝統音楽箏曲。1702年に稲嶺盛淳(生没年不明)が、薩摩で服部清左衛門から八橋流を学び、仲本興嘉・興斉が継承。興斉が1838年尚育王冊封式典で三線音楽の伴 ...
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