「沖縄用語辞典」の記事一覧
老健施設 (ろうけんしせつ)
2003/03/01
「老人保健法」の一部改正により創設された高齢者入所施設。正式名称は老人保健施設。治療に重点をおく老人病院や、居宅看護が困難な老人に生活の場を提供する特別養護老 ...
漏刻門 (ろうこくもん)
2003/03/01
歓会門、瑞泉門に続く、首里城第三の門。門の奥に日時計があって晴天時にはこれで、雨天の時は門の櫓に設置した水時計で時刻を測り、太鼓で報じた。安駄御免の高官も俗に ...
老人踊 (ろうじんおどり)
2003/03/01
古典舞踊の中で最も祝儀的要素が強い。翁一人の踊りをいう。1719年の尚敬王冊封式典余興芸能では、「老人祝聖事」とあり、1838年の尚育王冊封には「老人老女」と ...
老人デイケア問題 (ろうじんでいけあもんだい)
2003/03/01
運動障害を持つ老人の機能回復などを目的にした老人デイケアを、県内の医療機関や施設で対象外の老人も扱ったころから医療費が高騰し、自治体の財政を圧迫した。琉球新報 ...
絽織り (ろーうい)
2003/03/01
絹・苧麻・芭蕉を原料にした極上の織物。王家、貴族、士族以上の人たちが夏物に着用。緯糸数本を平織組織に構成し、経色糸の一部をからませ透き目ができるように捩組織に ...
ロートン織 (ろーとんおり)
2003/03/01
両緞織、道屯織。中国より1659年に伝わった織物の技法。絹・木綿・苧麻などを原料に、裏表両面とも経糸を段文に浮かした浮織。地色は藍、朱、黄染めが多く、紋様部分 ...
ロクセンフエダイ
2003/03/01
方言名ビタロー。別名シマタルミ。フエダイ科の魚。体長20~25センチ。黄色の魚体に青い縦すじが5、6本走る。側線上に黒いだ円形の斑紋をもつ。斑紋のない個体もあ ...
路次楽 (ろじがく)
2003/03/01
中国から伝来した道中楽。俗にガク、ガクブラという。吹奏楽器で主に行列をする時に吹奏された。15世紀には琉球王国にもあり、国王の行列等に吹奏された。江戸上りにも ...
若衆踊 (わかしゅうおどり)
2003/03/01
元服前の少年の踊り。「若衆こてい節」や「若衆麾(ぜい)」等がある。若衆の幸先(さいさき)を寿ぐ歌詞や振りが多い。歴代国王の冊封式典余興芸能には、多くの演目があ ...
若夏 (わかなつ)
2003/03/01
南島の初夏。4月末の穀雨のころから5月はじめにかけての時節。陰暦4月の稲の穂の出るころを言う。別称夏口(なつぐち)。沖縄俳句歳時記の季語にもなり、〈若夏国体〉 ...
若夏国体 (わかなつこくたい)
2003/03/01
本土復帰の翌年、1973年に開かれた沖縄特別国民体育大会。通常の国体とは違って全国の予選は行わず、各都道府県に種目と人数を割り振って選考したミニ国体。沖縄では ...
若水 (わかみず)
2003/03/01
正月の早朝に初めて汲む水で、活力再生の力があるとされた。ワカミジ、ワカウビー、バガミズなどと呼ばれる。家の男子が村落の古井戸から汲み、仏壇や神棚などにお茶湯を ...
湧上聾人 (わくがみ・ろうじん)
2003/03/01
1888~1966(明治21.6.26~昭和41.5.24) 社会運動家、政治家。玉城間切生まれ。元の名を平二といったが、幼少児に聴力を失ったことからのち聾人 ...
湧田焼 (わくたやき)
2003/03/01
湧田村(現在の那覇市泉崎周辺)で焼かれた陶器。1617年尚豊王は、薩摩に頼み朝鮮人陶工三人を招き、湧田村で上焼の製陶技法を伝授させた。瓦・荒焼・上焼の窯が設置 ...
倭寇 (わこう)
2003/03/01
13~16世紀、朝鮮や中国沿岸を荒らし回った日本人集団。琉球にも漂着あるいは水・食糧補給などで立ち寄った形跡があるが、特に荒らされていない。逆に琉球は倭寇が捕 ...
わしたショップ
2003/03/01
沖縄県物産公社が運営する県産品パイロットショップ。那覇市国際通りの本店をはじめ、銀座(東京)、名古屋、大阪、札幌、福岡、台北(台湾)、沖縄県庁などに10店舗を ...
ワシントン条約 (わしんとんじょうやく)
2003/03/01
正式名は「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」で、1973(昭和48)年ワシントンで調印。加盟国は138カ国(97年6月現在)。沖縄関係の ...
ワシントンヤシ
2003/03/01
ヤシ科、単幹、掌状葉で大形になる。北米原産。県内で多いのは、ワシントンヤシモドキ(オニジュロ)の方で、ワシントンヤシ(シラガヤシ、オキナヤシ)は少ない。タイワ ...
忘勿石 (わすれないし)
2003/03/01
西表島の南風見(はえみ)海岸の岩に彫られた文字。1945(昭和20)年、沖縄戦直前に波照間島の学童、住民が南風見地区に強制疎開させられ、マラリアで461人が死 ...
『忘れられた日本』 (わすれられたにほん)
2003/03/01
岡本太郎著。1961(昭和36)年1月、中央公論社刊。59年11、12月に沖縄を訪れた画家による沖縄文化論。伝統文化と米軍統治に生きる民衆の姿を通して、沖縄文 ...
渡瀬線 (わたせせん)
2003/03/01
屋久島と奄美諸島との間のトカラ海峡に東西に引かれた、東洋亜区と旧北区亜区とを分ける生物地理学上の境界線。この線は、哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、陸産貝類、淡水 ...
和泊町 (わどまりちょう)
2003/03/01
沖永良部島の東北部に位置し、面積40.35平方キロ、人口7736人。1941年、町制施行。エラブユリは1898年ごろから栽培され、国内外に出荷されている。春に ...
WUBネット (わぶねっと)
2003/03/01
ワールドワイド・ウチナーンチュ・ビジネス・アソシエーション(WUB)は1997年、ハワイで創設された。世界的規模でネットワークを拡大している。南米のブラジル、 ...
わら算 (わらざん)
2003/03/01
八重山ではバラザン。琉球王府時代に文字を知らない階層が用いた藁製の結縄法で、文字や算数の代わりに用いられた。田代安定著『沖縄結縄考』によると沖縄本島ではもっぱ ...
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