「沖縄用語辞典」の記事一覧
ハナ酒 (はなさき)
2003/03/01
もろみ直釜で直火蒸留する際、最初に得られる酒。初留液(ハナダレ)はアルコール濃度が70~75%もある。与那国島特産で、祝い事などで飲まれる。〈どなん〉〈よなぐ ...
羽地朝秀 (はねじ・ちょうしゅう)
2003/03/01
1617~1675(万暦45.5.4~康煕14.11.20) 近世琉球の基礎を築いた政治家。向姓(羽地家)の4世、唐名向象賢。「年譜」(『校註羽地仕置』)によ ...
ハリツルマサキ
2003/03/01
ニシキギ科の常緑半つる性低木。沖縄諸島から中国、フィリピンに分布し、海岸の岩場などに自生する。方言名はマッコウ。葉の付け根や若い枝には細かな刺がある。生垣、庭 ...
反戦地主会 (はんせんじぬしかい)
2003/03/01
権利と財産を守る軍用地主会。沖縄県内の米軍用地の賃貸借契約を拒否している地主の組織。いかなる理由があっても戦争につながる土地は貸さない方針の下、1971年12 ...
ピースフルラブ・ロックフェスティバル
2003/03/01
1983年夏、ロックバンド「紫」の元メンバーらの再結成コンサートを機に毎年開催されるようになったオキナワンロックの祭典。県内の若手バンドの登竜門でもあり、多く ...
比嘉良篤 (ひが・りょうとく)
2003/03/01
1892~1975(明治25.5.29~昭和50.11.4) 実業家。那覇市首里儀保生まれ。山口高等商業学校卒。三井信託銀行常務、東京急行電鉄など企業の取締役 ...
一坪反戦地主 (ひとつぼはんせんじぬし)
2003/03/01
1982年12月、一坪反戦地主会が発足。833人が嘉手納基地内に所有する地主の土地の一部を共有した。延期された公用地法の期限切れが迫る中で、政府は米軍用地特措 ...
ヒメサザンカ
2003/03/01
ツバキ科の常緑小高木。琉球列島の固有種。山地の渓流沿いなどに自生する。方言名はファンクワ、ミーアジクなど。12~2月に咲く白い小さめの花は、ツバキのなかまでは ...
ヒラウコー
2003/03/01
平御香。祭祀の折に使われる沖縄独特の線香。黒色の平たい線香で、黒ウコーとも。長さ約15センチ、幅1.5センチで、縦に5本のみぞがあり、1枚は6本と数えられる。 ...
『山游草』 (びんざんゆうそう)
2003/03/01
蔡大鼎の漢詩集。1873(明治6)年、欽思堂刊。60年に進貢使節の一員として、那覇から慶良間、八重山をへて福州に至る道中の様子や、作者の胸中を詠んだ漢詩紀行。 ...
婦人参政権 (ふじんさんせいけん)
2003/03/01
米軍施政下の沖縄では1945年9月、本土に先駆けて女性が参政権を得た。石川など16市(地区)で実施された戦後初の市議、市長選挙で選挙権、被選挙権を行使。58年 ...
普天間飛行場 (ふてんまひこうじょう)
2003/03/01
宜野湾市のど真中にある米第三海兵遠征軍第一航空団第36航空群の航空基地。ヘリコプター部隊や輸送隊があり、2800メートルの滑走路1本を有する。米兵少女乱暴事件 ...
古堅宗憲 (ふるげん・そうけん)
2003/03/01
1930~1969(昭和5.10.5~昭和44.1.9) 復帰運動の活動家。伊江村西江生まれ。北部農林高、沖縄外国語学校卒。1952年に上京、明治学院大、東京 ...
米兵少女乱暴事件 (べいへいしょうじょらんぼうじけん)
2003/03/01
1995年9月に沖縄本島北部で、米兵3人が女子小学生を拉致(らち)・監禁し、乱暴した事件。県民の怒りは基地の存在に向けられ、10.21県民総決起大会が開かれる ...
ベトナム難民 (べとなむなんみん)
2003/03/01
1975年4月、南ベトナム解放に伴い、旧政権側の軍人、その家族らが国外に脱出。沖縄にも同年5月、安謝新港に32人が初めて到着した。78年8月、日本赤十字社県支 ...
防衛隊 (ぼうえいたい)
2003/03/01
「兵役法」に基づく現地召集中心の補助兵力部隊。満17~45歳の男子を対象とし、沖縄戦では2次にわたって召集された。しかし実態は勝手召集で、17歳未満の少年、7 ...
ホウライチク
2003/03/01
イネ科の低木性のタケ類。インドシナ原産とされる。方言名はンジャダキ。根元から多くの茎を密に束生させ、3~5メートルの高さになる。土地の境界線や河岸などに植えた ...
ホソバワダン
2003/03/01
キク科の多年草。本州西南部から台湾、朝鮮、フィリピンに分布し、海岸に多く自生する。方言名はンジャナ、ニガナ。葉は細長いヘラ形、花は黄色で小さい。古い株では根元 ...
本場奄美大島紬 (ほんばあまみおおしまつむぎ)
2003/03/01
通産大臣指定の伝統的工芸品として奄美群島で生産される大島紬。絹100%、締め、染め、織りの3工程に大別される。手作業の絣加工、手機により経緯の絣合わせをして織 ...
牧港補給基地 (まきみなとほきゅうきち)
2003/03/01
キャンプ・キンザー。浦添市の西海岸に立地し、面積275平方キロ。市面積の15%を占める。1963年から69年にかけて米陸軍が軍需工場・倉庫を建設。78年から海 ...
「真玉橋由来記」 (まだんばしゆらいき)
2003/03/01
1935(昭和10)年ごろの初演で、平良良勝作の伝説劇。岡本綺堂作の「長良川」を沖縄風にし、真玉橋架橋工事の難工事であったことに巧みに重ね、「七色元結」の伝承 ...
マミジロアジサシ
2003/03/01
カモメ科の夏鳥。全長36センチ。体の上面は頭から背、翼の上面は灰黒色。頭と背の黒色部分はつながらない。尾は深い切れ込みのある灰黒色で外側は白い。宮古や八重山の ...
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