「沖縄用語辞典」の記事一覧
比嘉春潮 (ひが・しゅんちょう)
2003/03/01
1883~1977(明治16.1.9~昭和52.11.1) 沖縄歴史研究家。西原生まれ。沖縄師範卒後、教職に就く。退職し『沖縄毎日新聞』記者となり社会主議運動 ...
ビジンショウ
2003/03/01
バショウ科の多年草。南中国、インドシナ原産。別名ヒメバショウ。方言名はハナバショー、ビジュン。花を観賞する小形のバナナのなかまで、茎の頂点に直立してつく真っ赤 ...
皮弁服 (ひべんふく)
2003/03/01
唐御衣装または方言でウマントンとよぶ。明代には皇帝から下賜された。清代以降も琉球は明制を踏襲したため、清朝からは蟒緞という布を頒賜され、これを王府内の小細工奉 ...
ヒョウモンダコ
2003/03/01
マダコ科に属する小形のタコ。表面にコバルト色に光る輪状紋がある。毒をもち、咬(か)まれると吐き気を催したり手足にけいれんを起こす。サンゴ礁にすむ危険動物の一つ ...
紅型 (びんがた)
2003/03/01
沖縄の染物。王府時代には首里王府の奨励指導もあり、無地の白紬、芭蕉布、麻布に型置き、筒描き技法による紅型が染められ、王族・貴族階級で愛用された。空、太陽、海、 ...
風土病 (ふうどびょう)
2003/03/01
地方病。土地の気候や地質などが影響し、ある特定の地方にみられる病気。高温多湿の沖縄では、かつてマラリア、フィラリア、デング熱などの発症があった。現在は生活還境 ...
富崎観音堂 (ふさきかんのんどう)
2003/03/01
石垣市の富崎にある臨済宗の寺。八重山に漂着した唐人から譲り受けた観音像など3体を奉安して、1742年に創建された。以来、海上安全の祈願所となった。 『最新版 ...
普天間宮 (ふてんまぐう)
2003/03/01
琉球八社の一つ。宜野湾市普天間にあり、熊野権現を祀り、本地は弥陀・薬師・正観音の3像。創建年代は不明。金武宮と同じく、本殿は鍾乳洞に設置されている。西隣に神宮 ...
ブルーシール
2003/03/01
アイスクリームの商標。1948年、沖縄の米軍基地に従事するアメリカ人向けに製造した。63年、基地外に直営のパーラーができて県民も味わえるようになった。本土から ...
米国総領事館 (べいこくそうりょうじかん)
2003/03/01
浦添市城間にあり、米国入国のための査証手続きなどをしている。総領事、副総領事(通常は軍事・情報担当)、その他日本人職員などで構成されている。日本人スタッフには ...
ベッテルハイム
2003/03/01
1811.6.16~1870.2.9 英国プロテスタント宣教師で医師。漢字名は伯徳令。1846~54年、那覇の護国寺に滞在し布教と医療活動を行い、数名の信者を ...
平安名貝塚 (へんなかいづか)
2003/03/01
勝連町字平安名比殿にあり、集落西方の中城湾を見おろす斜面に立地する沖縄前VI期(約3500年前)の遺跡。荻堂式土器・大山式土器のほか櫛目状の文様を施した平安名 ...
豊年祭 (ほうねんさい)
2003/03/01
収穫を終えて神へ感謝し、来年の五穀豊穣を願う節の祭り。沖縄本島と周辺諸島では村踊り・8月踊り、八重山諸島ではプーリィ(稲・粟の収穫祭、プーリィは穂の意)、結願 ...
星立天然保護区域 (ほしだててんねんほごくいき)
2003/03/01
西表島北西の星立集落後方に展開する区域。マングローブ林が大部分を占め面積は約24ヘクタール。同区域にはヤエヤマヤシやミミモチシダなどの貴重な植物が生え、ガザミ ...
本土就職 (ほんどしゅうしょく)
2003/03/01
雇用機会の少ない沖縄から県外に働く場を求めて、出かけていく。大正末~昭和初めの不況下に年間2万人超が阪神工業地区に出稼ぎに出た。昭和30年代後半~40年代前半 ...
牧志・恩河事件 (まきし・おんがじけん)
2003/03/01
三司官人事をめぐる問題で、三司官小禄親方、物奉行恩河親方、異国通事の牧志朝忠らが不正を行ったとして免職投獄され、流罪に処せられた(1859年)。王府内の路線闘 ...
マダラハタ
2003/03/01
方言名ユダヤミーバイ。ハタ科の魚。体長50センチに達する。全身に黒い斑紋があるためこの和名があるが、一方全身によだれのようなぬらぬらした粘液が多く、これが方言 ...
摩文仁家の墓 (まぶにけのはか)
2003/03/01
尚質王の次男で摩文仁家の始祖、尚弘毅(大里朝亮)の墓。南風原町字大名宮城原にある。尚貞王よりの拝領墓と伝えられているが、築造年代は不明。墓室内の天井が、通常の ...
漫湖 (まんこ)
2003/03/01
かつて大湖といわれ、漫湖の名が初めて文献に出るのが1663年(『使琉球記』)。現在、那覇市側はほとんど埋め立てられ、豊見城市側も干潟でマングローブが群生してい ...
美里安満 (みさと・あんまん)
2003/03/01
1669~1744(康煕8.3.19~乾隆9.7.28) 三司官。嵩原親方安依の長子、毛姓(美里家)の7世。1696年御物奉行職に任ぜられ、翌年美里間切総地頭 ...
ミノカサゴ
2003/03/01
方言名ハニアファー、ハニヌイユ。ミノカサゴ亜科の魚。美しい花には棘(とげ)がある、ということわざ通りで、しかもこの魚の棘には毒がある。サンゴ礁域を泳ぐ姿は優雅 ...
宮城与徳 (みやぎ・よとく)
2003/03/01
1903~1943(明治36.2.10~昭和18.8.2) 画家。名護間切東江に生まれる。兄の招きで渡米し、美術を学ぶ。社会運動に参加する中で共産主義に傾斜。 ...
宮鳥御嶽のリュウキュウチシャノキ (みやとりおんのりゅうきゅうちしゃのき)
2003/03/01
リュウキュウチシャノキは熱帯原産の樹木で八重山諸島では石垣島、小浜島、西表島に自生し、北限とされる。宮鳥御嶽は石垣島・石垣小学校に隣接する拝所。同木は樹高8メ ...
民政府 (みんせいふ)
2003/03/01
戦後初期における住民側の行政機関。米軍政府は1945年、4群島(沖縄・宮古・八重山・奄美)を分割統治し、施政権者として米国軍政官府が設置された。4つの民政府は ...
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