「沖縄用語辞典」の記事一覧
武富セツ (たけとみせつ)
2003/03/01
1883~1968(明治16.9.6~昭和43.7.13) 教育者で婦人運動家。県女子師範、県立一高女教諭のかたわら大日本婦人会沖縄県支部副会長を務めた。戦後 ...
脱清人 (だっしんにん)
2003/03/01
琉球処分に反対し、清国に秘密裏に渡り、琉球王国の復旧運動を行った人々。1872年、琉球藩が設置され、さらに琉球藩の廃止が政治日程にのぼると、脱清人があらわれ始 ...
玉川朝達 (たまがわ・ちょうたつ)
2003/03/01
1826~1862?(道光6.2.15~同治元?) 尚コウ王の七子。兼城間切総地頭職に任ぜられ玉川王子を称する。「牧志・恩河事件」では、現王を廃し、玉川王子を ...
多良間シュンカニ (たらましゅんかに)
2003/03/01
宮古民謡の一つで、多良間島に赴任した駐在役人と現地妻の別れをうたった歌。ションガネーは沖縄本島、与那国島にもあり、男女の情をうたい、別れのつらさを吐露する。シ ...
血イリチー (ちーいりちー)
2003/03/01
豚の血の炒め煮。法事の料理には欠かせないものである。血の塊をほぐして、豚肉、にんじん、かまぼこ、きくらげなどといっしょに炒め、みそ、塩で調味する。味クーターで ...
知花弾薬庫 (ちばなだんやくこ)
2003/03/01
嘉手納飛行場に隣接する米軍の弾薬庫。1969年7月、同施設内で毒ガス事故が発生、撤去運動に発展した。復帰に伴い隣接する9つの弾薬庫施設が統合され、嘉手納弾薬庫 ...
チューカー
2003/03/01
日常使われる急須で、鹿児島ではチョカと言う。胴体はどっしりとしている。戦前のものは先端の尖っていない三本足が付いていて、たくましい。角型の酒ヂューカー、算盤珠 ...
狂言 (ちょーぎん)
2003/03/01
沖縄芸能の一ジャンル。後には喜劇的要素の強い演劇をいうが、古くは組踊も狂言で表記した。石垣島の旧家に残る『琉狂言』には、喜劇的要素がある。また、八重山各地の祭 ...
知利真良豊見親の墓 (ちりまらとぅゆみゃのはか)
2003/03/01
平良市西仲宗根真玉にある俗称ツンプン墓。1750年ごろの平良の頭・宮金氏寛富の築造と伝わる。知利真良豊見親は仲宗根豊見親の三男で、宮金氏元祖。オヤケアカハチら ...
月夜浜節 (つきよはまぶし)
2003/03/01
八重山民謡。畑に真っ白に咲き誇る木綿の花はまるで月夜の浜辺のようだ。真っ白な綿花を摘み、糸を紡ぎ、愛しいひとのために、極上の手巾を織りさしあげましょう、という ...
潰地補償 (つぶれちほしょう)
2003/03/01
主に未買収道路用地に対する補償。沖縄では戦時中や戦後の混乱期に、日米両軍や地方自治体により、私有地が道路に供されるケースが多かった。(1)軍道、(2)軍営繕政 ...
テイキンザクラ
2003/03/01
トウダイグサ科の常緑低木。西インド諸島原産。インドザクラとも呼ばれる。テイキン(提琴)とはバイオリンの訳語で、葉の形による。花は年中開花し紅色でサクラの花にや ...
出稼ぎ (でかせぎ)
2003/03/01
沖縄から本土への出稼ぎは明治30年代から始まり、大正中期以降から本格化した。出稼ぎ先は主に京浜、中京、阪神の工業地帯。短期出稼ぎの工場労働者が多く、なかでも女 ...
天后宮 (てんこうぐう)
2003/03/01
久米島町真謝に所在し、天妃像を祀る。尚穆王の冊封使を乗せた冠船が真謝沖で座礁した際、正副使らが天妃の加護によって九死に一生を得たことに感謝し、1756年に冊封 ...
天妃廟 (てんぴびょう)
2003/03/01
旧久米村にあった上下2つの廟。永楽年間(1403~24)に造られ、航海安全の女神・中国の媽祖(天妃、天后)を祀った。琉球の船は媽祖像を奉安、無事帰国すると媽祖 ...
東南植物楽園 (とうなんしょくぶつらくえん)
2003/03/01
40万平方メートルの広大な園内に450種類のヤシの木や東南アジア、アフリカ、南米から移植した2000種以上の熱帯・亜熱帯植物が観賞できる植物園。水上楽園、植物 ...
当山正堅 (とうやま・せいけん)
2003/03/01
1886~1952(明治19.9.11~昭和27.5.30) 教育者で社会事業家。恩納生まれ。沖縄師範学校卒後、辺戸小学校長、宮古、島尻の各郡視学、県視学を務 ...
トートーメー継承訴訟 (とーとーめーけいしょうそしょう)
2003/03/01
女性でもトートーメーを継承できるかという論争の中で注目された。男系主義の慣習の中で祭祀継承が財産相続と一体となっており、女性の継承権をめぐり裁判所に持ち込まれ ...
渡具知東原遺跡 (とぐちあがりばるいせき)
2003/03/01
読谷村渡具知東原の比謝川河口近くにある沖縄前I・II期の複合遺跡。沖縄での爪形文土器の一つの型式である東原式土器が設定。本遺跡からの爪形文土器や条痕文土器、曽 ...
渡名喜島 (となきじま)
2003/03/01
那覇市の西北西約58キロの東シナ海に位置する。面積3.46平方キロの小さな島で、1島1集落。島の東側一帯にある渡名喜東貝塚はおよそ3500年前の遺跡。島への交 ...
巴紋 (ともえもん)
2003/03/01
尚王家の家紋。〈左御紋〉と呼ばれ、左三つ巴紋である。巴紋は、本土では権現や八幡などの神社の神紋で、尚王家の家紋もそれに由来するようであるが詳細は不明。起源は1 ...
トリムマラソン
2003/03/01
事前に申告した完走予想タイムと、実際の記録との誤差で順位を決める。スピードを競うレースではないため、チビっ子からお年寄りまで気軽に参加できる。海洋博公園、なん ...
漁垣 (ながき)
2003/03/01
干潟に石を積み、満ち潮で入った魚を閉じこめて捕る原始漁法の一つ。潮の干満を利用するため、小潮時と大潮時用で構築位置を変えた。奄美では、河口の両岸に網を渡してし ...
仲田睦男 (なかだ・むつお)
2003/03/01
1910~2001(明治43.9.5~平成13.12.14) 実業家。伊是名村生まれ。1947年沖縄興業(現オキコ)創立。県産業界への貢献が評価され、琉球新報 ...
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