「沖縄用語辞典」の記事一覧
瀬長島 (せながじま)
2003/03/01
豊見城村にある無人島。標高33メートル、周囲約1.5キロ。戦前は信仰の島として参拝者が多かった。戦後は米軍に接収され、子宝岩や瀬長グスクの遺跡が破壊され昔の面 ...
『戦後資料沖縄』 (せんごしりょうおきなわ)
2003/03/01
沖縄問題に関する初めての系統的な資料集。中野好夫(1903~1985、沖縄資料センター所長)編、1969年日本評論社刊。公文書や新聞記事など豊富な資料を収録、 ...
雑踊 (ぞうおどり)
2003/03/01
琉球王国時代に創作され、御冠船踊に演じられた女踊〈真踊(まうどぅい)〉に対して、明治以降の芝居の世界で創作されたアングヮーモーイ(娘舞)をさす。「花風」「むん ...
泰期 (たいき)
2003/03/01
生没年未詳 1372年招諭使、楊載が来琉した際、中山王察度は弟泰期を初めて遣使した。『おもろさうし』によると、読谷山宇座に勢力をはる豪族であったらしいとわかる ...
大東島土地所有権問題 (だいとうじまとちしょゆうけんもんだい)
2003/03/01
戦前まで南北両大東島は日糖興業株式会社の所有であった。戦後は米国民政府財産管理部の管轄下に置かれた。地元の要求に応え、キャラウェイ高等弁務官時代の1964年7 ...
平良新助 (たいら・しんすけ)
2003/03/01
1876~1970(明治9.9.4~昭和45.11.8) 初期移民の実践者。今帰仁村生まれ。一時、当山久三らと自由民権運動に参画するが挫折。1901年ハワイへ ...
高橋琢也 (たかはし・たくや)
2003/03/01
1847~1935(弘化4.12.17~昭和10.1.20) 第10代沖縄県知事。広島県生まれ。農商務省役人。1913(大正2)年に沖縄県知事就任。耕地整理、 ...
武富セツ (たけとみせつ)
2003/03/01
1883~1968(明治16.9.6~昭和43.7.13) 教育者で婦人運動家。県女子師範、県立一高女教諭のかたわら大日本婦人会沖縄県支部副会長を務めた。戦後 ...
脱清人 (だっしんにん)
2003/03/01
琉球処分に反対し、清国に秘密裏に渡り、琉球王国の復旧運動を行った人々。1872年、琉球藩が設置され、さらに琉球藩の廃止が政治日程にのぼると、脱清人があらわれ始 ...
玉川朝達 (たまがわ・ちょうたつ)
2003/03/01
1826~1862?(道光6.2.15~同治元?) 尚コウ王の七子。兼城間切総地頭職に任ぜられ玉川王子を称する。「牧志・恩河事件」では、現王を廃し、玉川王子を ...
多良間シュンカニ (たらましゅんかに)
2003/03/01
宮古民謡の一つで、多良間島に赴任した駐在役人と現地妻の別れをうたった歌。ションガネーは沖縄本島、与那国島にもあり、男女の情をうたい、別れのつらさを吐露する。シ ...
血イリチー (ちーいりちー)
2003/03/01
豚の血の炒め煮。法事の料理には欠かせないものである。血の塊をほぐして、豚肉、にんじん、かまぼこ、きくらげなどといっしょに炒め、みそ、塩で調味する。味クーターで ...
知花弾薬庫 (ちばなだんやくこ)
2003/03/01
嘉手納飛行場に隣接する米軍の弾薬庫。1969年7月、同施設内で毒ガス事故が発生、撤去運動に発展した。復帰に伴い隣接する9つの弾薬庫施設が統合され、嘉手納弾薬庫 ...
チューカー
2003/03/01
日常使われる急須で、鹿児島ではチョカと言う。胴体はどっしりとしている。戦前のものは先端の尖っていない三本足が付いていて、たくましい。角型の酒ヂューカー、算盤珠 ...
狂言 (ちょーぎん)
2003/03/01
沖縄芸能の一ジャンル。後には喜劇的要素の強い演劇をいうが、古くは組踊も狂言で表記した。石垣島の旧家に残る『琉狂言』には、喜劇的要素がある。また、八重山各地の祭 ...
知利真良豊見親の墓 (ちりまらとぅゆみゃのはか)
2003/03/01
平良市西仲宗根真玉にある俗称ツンプン墓。1750年ごろの平良の頭・宮金氏寛富の築造と伝わる。知利真良豊見親は仲宗根豊見親の三男で、宮金氏元祖。オヤケアカハチら ...
月夜浜節 (つきよはまぶし)
2003/03/01
八重山民謡。畑に真っ白に咲き誇る木綿の花はまるで月夜の浜辺のようだ。真っ白な綿花を摘み、糸を紡ぎ、愛しいひとのために、極上の手巾を織りさしあげましょう、という ...
潰地補償 (つぶれちほしょう)
2003/03/01
主に未買収道路用地に対する補償。沖縄では戦時中や戦後の混乱期に、日米両軍や地方自治体により、私有地が道路に供されるケースが多かった。(1)軍道、(2)軍営繕政 ...
テイキンザクラ
2003/03/01
トウダイグサ科の常緑低木。西インド諸島原産。インドザクラとも呼ばれる。テイキン(提琴)とはバイオリンの訳語で、葉の形による。花は年中開花し紅色でサクラの花にや ...
出稼ぎ (でかせぎ)
2003/03/01
沖縄から本土への出稼ぎは明治30年代から始まり、大正中期以降から本格化した。出稼ぎ先は主に京浜、中京、阪神の工業地帯。短期出稼ぎの工場労働者が多く、なかでも女 ...
天后宮 (てんこうぐう)
2003/03/01
久米島町真謝に所在し、天妃像を祀る。尚穆王の冊封使を乗せた冠船が真謝沖で座礁した際、正副使らが天妃の加護によって九死に一生を得たことに感謝し、1756年に冊封 ...
天妃廟 (てんぴびょう)
2003/03/01
旧久米村にあった上下2つの廟。永楽年間(1403~24)に造られ、航海安全の女神・中国の媽祖(天妃、天后)を祀った。琉球の船は媽祖像を奉安、無事帰国すると媽祖 ...
東南植物楽園 (とうなんしょくぶつらくえん)
2003/03/01
40万平方メートルの広大な園内に450種類のヤシの木や東南アジア、アフリカ、南米から移植した2000種以上の熱帯・亜熱帯植物が観賞できる植物園。水上楽園、植物 ...
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