「沖縄用語辞典」の記事一覧

　１９８８年に総合保養地域整備法（リゾート法）が制定されたことをきっかけに、日本列島全体でリゾート開発のブームが巻き起こった。政府は国民の余暇の増大への対応、新 ...

　沖縄とアイルランドの交流を深め、友好・親善関係を築くことを目的に１９９４年１１月設立。同協会会長でアングロ・アイリッシュ文学を専門にする元琉大教授の米須興文は ...

　琉球新報の〈琉球歌壇〉に年間を通じて欠詠がなく、かつ最も秀れた作品を多く寄せた人に贈られる賞。１９８０年の創設で、第２回までは金、銀、銅の３賞があったが、第３ ...

　尚穆王を冊封した時の副使である周煌が１７５７年に著した使録。全体を１６巻１７部門にわけて編集されている。各部門ごとに過去に渡来した冊封使の使録を要約した後、周 ...

　米軍統治下での沖縄住民側の中央政府として１９５２年４月１日、布告第１３号「琉球政府の設立」により、立法、司法、行政の３機関を備えて設立された。これにより琉球臨 ...

　カワトンボ科の仲間で腹長５センチ余。山中の清流にすむ。雄の体色は全身青みをおびた金緑色、翅はあい色の光沢をもつ黒色、雌の体色は金緑色、翅は茶色がかった黒で、ど ...

　琉球民謡の保存と育成及び研究・創作活動、民謡の普及と継承発展に寄与することを目的に、１９５７年創立。初代会長川平朝申。８２年から毎年民謡芸術祭を開催している。 ...

　首里城瑞泉門の左下の湧水。１５２３年に沢岻盛里が中国から持ち帰った吐水石龍頭を湧出するところに取り付けたため、この名がある。瑞泉ともいう。琉球王国時代、冊封使 ...

生没年未詳　尚貞の冊封副使。１６８３年正使の汪楫とともに来琉。号は石来。福建甫田県の人。官は内閣中書舎人。明史の編集にも携わった。中山竹枝詞１６首を残す。御茶屋 ...

　運動障害を持つ老人の機能回復などを目的にした老人デイケアを、県内の医療機関や施設で対象外の老人も扱ったころから医療費が高騰し、自治体の財政を圧迫した。琉球新報 ...

　岡本太郎著。１９６１（昭和３６）年１月、中央公論社刊。５９年１１、１２月に沖縄を訪れた画家による沖縄文化論。伝統文化と米軍統治に生きる民衆の姿を通して、沖縄文 ...

　１９５３（昭和２８）年、戦後多くの孤児、家庭離散児、保護を要する混血児などを収容するために米国バージニア州に本部を持つキリスト教児童福祉会が設立した養護施設。 ...

　方言名アカイカ。ジンドウイカ科の海産魚。丸いひれが外套の全長に及ぶ。肉は厚く非常に美味。刺し身に向く。墨汁はイカのスミ汁になる。小魚や甲殻類を餌とする。ミドリ ...

　方言名ハンゴーミーバイ、アカミーバイ。ハタ科に属する魚。浅い岩礁に単独で生息している。赤い魚体に背びれのへりの黒いのが特徴。体長はほぼ４０センチ。尾びれは丸い ...

　文藝春秋社の菊池寛が新進の作家に贈る文学賞として創設。１９３５年の第１回受賞者は「蒼氓」の石川達三。沖縄からは６７年、大城立裕が「カクテル・パーティー」で初め ...

　アサヒガニ科の大形カニ。甲長１２センチ前後。体は美しい朱色で肉は極めて美味。水深１０～１００メートルの砂地に生息する。歩脚が平べったく、危険を察知するとこれを ...

　１９２１～１９６７（大正１０．８．２６～昭和４２．７．２９）　画家。東京美術学校（現東京芸大）図案科で学ぶ。琉球大学美術工芸科教官として後進を指導。沖縄画壇の ...

　国頭間切安波の純朴な若者たちの恋歌。儀礼歌。美しくすがすがしい旋律と、やんばる青年の恋情が高い文学性でうたわれている。歌の場は神事や祝座。同間切奥間のウスデー ...

　琉球神話における開闢神。女神で、男神シネリキョとともに〈アマミキョ・シネリキョ〉と対語で呼ばれる。キョは人の意で、アマンチュ・アマミチュ、すなわち奄美人の意に ...

　北谷町が美浜で進めている街づくり。米軍基地跡利用の成功例として県内外から注目されている。１５００台収容の公共駐車場を完備し、複合映画館、大観覧車、ボウリング場 ...

　上焼に対し、大形の水甕、酒甕、貯蔵用壺などの釉薬をかけない焼物。県文化財に指定されている南（フェー）ヌ窯は、袋のない幅３．２メートル、奥行き１６．５メートルの ...

　代表的な地場産業の一つ。廃藩置県後、自由醸造が始まる。戦後は官営５工場で製造が再開され、その後民営に移管。沖縄の気候風土の中で育まれた泡盛は世界的にも評価が高 ...

　伊江島のほぼ中央部通称ゴヘズ山にある洞穴遺跡。化石化したヒトの骨とリュウキュウジカ、リュウキュウキョン等が発掘された。カーボン年代測定では今から２万年前のもの ...