琉球新報デジタルは、注目された連載や特集記事がまとめて買いきりで読める「電子新書」を始める。第1弾は、沖縄県内小売業界のトップ・サンエーの売り上げ伸長の秘密をさぐった連載企画<サンエーその強さの秘密>を紹介する。
サンエーの売上高は1970年の創業以来右肩上がりを続ける。2006年には東証一部に上場。近年はドラッグストア、コンビニ、ファッションビルなど業態を広げている。沖縄という狭い市場でサンエーが伸び続けているのはなぜか。その強さの秘密に迫った連載だ。
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量と価格のパフォーマンスに驚きの声が上がるサンエーの「お肉屋さんの餃子」。その安さとおいしさの秘密に迫った連載第1回目の「ギョーザに見るサンエーの経済学」。
2回目「トップ企業はこうして生まれた」は、好調なサンエーの起源をたどる。創業者・折田喜作氏が、宮古島で開業した日用雑貨の「オリタ商店」を経て、沖縄本島で1970年に創業したのがサンエーだ。折田氏の経営理念など、当時の琉球新報のインタビューから説き起こしていく。
3回目「一つの地域に複数の店舗…自社競合はしていないのか?」は、狭い沖縄のエリアにあって次々と立っていく店舗。他社のみならず、自社のスーパー新設が自社競合になりはしないのか。その疑問に答える。
4回目は、那覇市の中心部、「那覇新都心」と呼ばれる米軍施設返還跡地に2002年に開店した「サンエー那覇メインプレイス」。もともとは別の企業が出店予定だったこの場所に旗艦店を設けたサンエーの戦略を紹介する。
サンエーはスーパーを展開しているが、そのほかにも外食店舗などいくつもフランチャイズ店も抱えている。サンエーが組むコンビニエンスストアとの連携の狙いなど、5回目はその戦略について詳しく見ていく。
6回目は、24%だった離職率を4%までに改善させた、その秘密を紹介する。小売業界の離職率は十数パーセントといわれ、業界内でも低い水準が際立つ。それは人材育成のあり方に秘密があった。
7回目は、人材育成の中でも力を入れている「女性活躍」について深掘りしていく。小売業の現場は働く女性が多く、顧客との接点も強いからこそ、これらの社員の能力をいかに発揮してもらえるかがカギとなる。
※連載は2022年1月からスタートした。連載記事の肩書きなどは公開時点のもの。
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