国交相が「指示」文書を沖縄県に発送 玉城知事の「承認困難」受け 設計変更承認促す 辺野古新基地建設


国交相が「指示」文書を沖縄県に発送 玉城知事の「承認困難」受け 設計変更承認促す 辺野古新基地建設 多くの作業船が見える大浦湾。奥は埋め立て工事が進む米軍キャンプ・シュワブ沿岸=26日午後、名護市瀬嵩
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 【東京】米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設に伴う名護市辺野古新基地建設を巡り、斉藤鉄夫国土交通相が28日、沖縄防衛局による軟弱地盤改良工事の設計変更申請を承認するよう玉城デニー県知事に指示する行政文書を沖縄県に発送したことが国交省への取材で分かった。斉藤国交相は27日までを期限に同様の内容の勧告を実施。玉城知事は27日、この勧告について「期限までの承認は困難」とする声明を発表していた。

 政府関係者によると、行政文書は28日付。29日には県に届く見込みだ。期限については、9月19日から27日の9日間としていた勧告期限よりも短くなる見込みだという。

 玉城知事が新たに出された指示に従わなかった場合、斉藤国交相は県に代わって強制的に手続きを行う「代執行」に向けた訴訟を高裁に提起する見込みだ。

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