沖縄県教育委員会は10日、県内公立学校の教職員の未配置数が、6月時点で35人(前年同期比1人減)生じていると明らかにした。
このうち学級担任の未配置は14人(同4人減)。4月の入学・始業日時点の担任未配置数はゼロだった。
同日の県議会代表質問で、半嶺満県教育長が山内末子氏(てぃーだ平和ネット)の質問に答えた。
4月の教職員の未配置数12人から23人増えた。学級担任未配置14人の内訳は、小学校11人、中学校3人、高校と特別支援学校はゼロだった。
要因について、県教委は年度途中の病休などで生じた欠員分を補う臨時的任用教員が見つからず、配置できていないためだと説明した。
半嶺教育長は答弁で「教員の確保と働き方改革の推進に全庁体制で取り組む」と述べた。
(高橋夏帆)