沖縄県警、定例の「本部長記者懇」を異例の中止 米兵女性暴行事件の質疑避けたか


沖縄県警、定例の「本部長記者懇」を異例の中止 米兵女性暴行事件の質疑避けたか 沖縄県警察本部(資料写真)
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 県警は23日、同日予定されていた鎌谷陽之本部長ら県警幹部と報道陣による定例記者懇談会について、開始約15分前に中止を発表した。

 記者対象の懇談会は1974年から原則毎月開催されていて、開始直前での中止の判断は異例。設定されたテーマと異なる、米兵による性的暴行事件に関するコメントを鎌谷本部長に求める動きが記者の間に見受けられたことが判断理由とみられる。

 懇談会では、女性警察官の採用や水難事故防止対策について県警側から報告があり、その後質疑応答の時間が設けられる予定だった。