「沖縄用語辞典」の記事一覧
喜舎場朝賢 (きしゃば・ちょうけん)
2003/03/01
1840~1916(尚育6~大正5.4.14) 首里王府の役人で、最後の国王・尚泰の側仕を務めた。学者、詩人。首里生まれ。廃藩置県に遭遇し、農村移任。後に『琉 ...
基地収入 (きちしゅうにゅう)
2003/03/01
米軍人・軍属の消費支出、軍雇用者所得、軍用地料の合計額で算出される。戦後の米軍統治下の県経済は1957年には県民所得の46.5%を占めたが、復帰後は観光収入な ...
キャンプ・シールズ
2003/03/01
沖縄市知花と登川にまたがる米海軍基地。在沖米艦隊活動司令部と海軍航空施設隊管理下で海軍機動工兵大隊と海軍工兵大隊司令部沖縄分遣隊が使用している。海軍のCB(設 ...
球陽研究会 (きゅうようけんきゅうかい)
2003/03/01
郷土史の研究会。1964年5月に嘉手納宗徳が沖縄関係の漢文史料の講読・研究のために、図書館で開講した郷土史講座が発展、結成された。活字体の『球陽』をはじめ、冊 ...
金応魁 (きんおうかい)
2003/03/01
1579~1620(万暦7~泰昌元・3.20) 久米村士族。金氏7世で渡具知家の始祖。1610年長史となり、薩摩の命で王舅毛鳳儀に従って渡唐、進貢貿易の継続を ...
キントキダイ
2003/03/01
方言名ヒーチ、イチグサラー。キントキダイ科の魚。からだは偏平で目が大きい。体色は赤。各ひれに黄色い斑点がある。体長30センチくらいで、水深100メートル前後の ...
口説 (くどき)
2003/03/01
江戸時代に流行した75調形式の口説を、屋嘉比朝寄が薩摩に出かけた際に持ち帰り、琉球古典音楽の一ジャンルにしたといわれる。『屋嘉比工工四』には、口解、早口解、揚 ...
クマヤガマ
2003/03/01
伊平屋村田名にある洞窟。海岸から入り口までは細かい砂が吹き上げられ砂丘状になっている。江戸時代の学者藤井貞幹の説で別名〈天の岩屋〉とも呼ばれる。洞窟内部から遺 ...
グラジオラス
2003/03/01
アヤメ科の球根植物。南アフリカなどを原産地とする種類の園芸交配種。方言名はコシュクワ。原野、畑などに野生状態で生育する。沖縄にはかなり古い時代に入ったとされる ...
クロイワツクツク
2003/03/01
方言名ジーワ。半翅目セミ科で体長3.5センチ内外。黒地に緑色の紋がある。平地の住宅地周辺の松林などで、8月から9月にかけて「ジーワジーワ」と鳴く。このセミが鳴 ...
黒塗堆錦山水絵大文庫 (くろぬりついきんさんすいえだいぶんこ)
2003/03/01
印籠蓋つくりの料紙箱で懸子(かけご)をともなう。蓋と身の側面に山水・楼閣文様を堆錦で表す。料紙箱や硯箱は琉球王府から将軍家や大名家への贈物として、貝摺奉行所で ...
軍転法 (ぐんてんほう)
2003/03/01
沖縄県米軍用地返還特別措置法の略称。返還日の翌日から3年間、年間1000万円を限度とする賃借料相当の給付金支給を定めるなど円滑な返還利用を可能とするのが狙い。 ...
軽便鉄道 (けいびんてつどう)
2003/03/01
県営の鉄道で、1914(大正3)年12月に与那原線が運行開始。22年に嘉手納線、23年に糸満線が開通した。駅数は30。陸上輸送の要として活躍した。沖縄戦末期に ...
県人会 (けんじんかい)
2003/03/01
本土や海外在住の県出身者が相互扶助、親睦のために結成した組織。かつて県出身者は東京、川崎市、横浜市などの京浜地区と大阪市大正区、尼崎市などの阪神地区に多かった ...
科 (こう)
2003/03/01
王府官吏の登用試験のことで、科挙とも称した。中国の科挙の制にならったものとされ、官吏登用が有力者の子弟や情実に流れる弊害を除去するために試験制度にしたようであ ...
「公用地暫定使用法」 (こうようちざんていしようほう)
2003/03/01
復帰前に公用地として使用されてきた土地は、土地所有者の同意がなくても継続使用できるという法律。5年間の時限立法として復帰と同時に施行され、1977年、地籍明確 ...
ゴールデンシャワー
2003/03/01
マメ科の高木。熱帯アジアなどで多く栽培されるが原産地は不明。和名ナンバンサイカチ。6~7月に鮮黄色の花房を枝から多数垂れ下がらせる、美しい花木。庭木、公園樹、 ...
国子監 (こくしかん)
2003/03/01
中国、歴代王朝の最高学府。276年に晋の武帝が設置したのが始まりで、官吏養成のための機関であったが、科挙の盛行により衰微していった。明・清時代には琉球の官生( ...
国民服 (こくみんふく)
2003/03/01
国民が常用すべきものとして1940年11月制定され、太平洋戦争中広く着用された。国防色といわれたカーキ色で、軍服に似た服装。同時に国民帽と呼ばれた帽子や儀礼章 ...
護佐丸・阿麻和利の変 (ごさまる・あまわりのへん)
2003/03/01
1458(尚泰久5)年、中城按司護佐丸を、勝連按司阿麻和利を総大将とする王軍が謀叛のかどで討つが、〈護佐丸謀叛〉は、阿麻和利が護佐丸を除かんがために企んだこと ...
コノハチョウ
2003/03/01
鱗翅目タテハチョウ科で前翅長5~7センチ。翅の表は暗めのあい色、裏は枯葉色で木の葉そっくり。和名もそれによる。幼虫はセイタカスズムシソウ、オキナワスズムシソウ ...
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