「沖縄用語辞典」の記事一覧

　琉球の東南アジア貿易。１４世紀ごろから盛んに東南アジア（シャム・パタニ＝タイ、カンボジア、ジャワ・スンダ・パレンバン・スマトラ・ボルネオ＝インドネシア、安南＝ ...

　中城湾に面し、６市町村に隣接する。１９７９年町制施行。純農村から企業進出、住宅団地の建設、琉球大学移転など公共施設の設置などが進み、県内一人口増加率が高い。人 ...

　日本の施政権から分離された沖縄が、本土との貿易で不利益を受けないよう１９５２年７月、日本政府と締結した「本土と南西諸島との貿易及び支払に関する書」の略称。準国 ...

　１９６７年、石垣の地頭代第２宮良殿内を、首里金城町に移築。倉敷の大原総一郎が資金提供。敷地２４９２平方メートル、床面積１６２平方メートル、平屋建本瓦葺。７５年 ...

　沖縄の古武術の一つ。双棍術または双節棍ともいう。中国伝来説や馬具のムーゲーが元祖とも言われているが、定かではない。振り回したり、その遠心力を利用して様々な技が ...

　ワタリガニ科ガザミ亜科に属し、ガザミ類ではもっとも大きく最大甲幅４０センチ余の記録も。からだは暗緑色で、マングローブ林や内湾の砂泥にすむ。カニ網に魚の骨や頭を ...

　トカゲ科。奄美大島、徳之島、沖縄本島にのみ分布する琉球列島の固有種。体長１８センチにも達する。幼時期には鮮やかなルリ色の尾で、背中の白縦線は黄金色に近い。太古 ...

　方言名アザムンノイナツイキ【八】。ナガウニ科のウニ。フトザオウニの別名がある。殻長約８センチ。楕円形で固め。赤褐色で三角状の太い棒状のトゲをもつのが最大特徴。 ...

　１９１１（明治４４）年、北里研究所から帰郷した医師、金城清松（１８８０～１９７２）により那覇市泊天久後原上之屋に設立された結核療養所。４５（昭和２０）年まで沖 ...

　県内バス４社の統合問題は１９７４年ごろまでさかのぼり、何度も挫折した。２００３年のモノレール開通を直前にしてバス４社の乗合部門統合作業が本格化した。資産や営業 ...

　竹富町に属し、石垣島の西方２５キロ、西表島北方に位置。面積０．９６平方キロ、海岸線延長３．８６キロ。隆起サンゴ礁の平坦な島。人口流失で農地が遊休化、大半が原野 ...

　すまし汁の一つ。花しんすうとは花しんじょの意で、椀種のこと。薄焼き卵でひき肉のだんごを包み、卵のふちを花びらのような形に整えて蒸したもの。薩摩の在番奉行の接待 ...

　パパイア科の常緑小高木。熱帯アメリカ原産。沖縄では１５世紀から栽培され、古い方言名はバンショウイ、マンジュマイなど。現在はパパヤが一般的。木は雌雄の別があり、 ...

　沖縄本島中部の東側、勝連半島の東方約５キロに位置し、勝連町に属する。面積１．９５平方キロ、周囲６．６９キロ。農業と漁業が中心。１９９７年２月、平安座島との間に ...

　１９世紀に始まった、各間切の重要な農事奨励法。春秋２回、耕地の手入れ、農作物、山林の植栽手入れ保護等の成績を品評した。勝村には褒賞を与え、負村には制裁を加えた ...

　２００１年５月１０日、熊本地裁は国によるハンセン病患者の隔離は違憲であり、らい予防法の改廃（１９９６年廃止）を怠った国の怠慢を指摘、人権侵害について国は賠償責 ...

　主に春から夏にかけて海岸で開くパーティー。県内では米軍関係者、門中、家族、友人、会社、郷友会など大小のグループが、テントを張り、バーベキューなどを楽しむが、時 ...

　クマツヅラ科の低木。東アジア原産。古い時代から栽培され、沖縄本島北部などで野生化している。方言名はチリントゥ。葉はキリに似て大きく、あまり枝分かれせず、枝の先 ...

　竹富町字古見平西島にある１５～１６世紀ごろの遺跡。平西島は周囲約６００メートルの小島で干潮時に歩いて渡れる。数か所の平場によって構成され貿易陶磁器が散布する。 ...

　方言名クルキンマチ。フエダイ科の魚で体長４０センチほど。体は紡錘形。ややクロマツに似るが、大きくはならない。水深１００～２００メートルの岩礁域にすみ、魚類や甲 ...

　石垣島北東に突き出た平久保半島の山当山南西麓に自生するヤエヤマシタン。乱伐により八重山諸島からほとんど姿を消した。平久保が自生地の北限で、１９９７年に２本だけ ...

　屋敷の門と母屋との間に設けられた目隠しの衝立。沖縄の民家を特徴づける典型的な要素で、呼称は北京語の屏風（ピンフン）に由来し、素材は一枚岩・石垣・生垣・板垣など ...

　方言名カーサー。チョウチョウウオ科の魚。体長１５センチくらい。頭の部分が黒く、体は黄色でしりびれにポツンと黒斑がある。吻（ふん）がやりのように長く突き出してい ...