「連載:新時代 国立劇場おきなわ20年」の記事一覧
古典の歩み、様式守る 新たなファン獲得にも 新作組踊<新時代・国立劇場おきなわ20年>8
国立劇場おきなわが開場して20年、組踊では多くの新作が生まれ、同劇場でも上演されてきた。2019年に新作組踊戯曲大賞を創設し、大賞の作品を上演している。 新 ...
舞台の研究、復元担う 企画展や記録講座も開催 劇場の調査研究 <新時代・国立劇場おきなわ20年>7
15日夜、国立劇場おきなわに併設する組踊公園。火の粉が舞い始め、パンッという音と共に仕掛けが開くと、縁起のいい「宝物」の絵柄が次々と現れた。暗夜に花火の明かり ...
「地元客への浸透大事」 SNSで若者向け周知強化 集客の課題<新時代・国立劇場おきなわ20年>6
国立劇場おきなわのプレイガイドの電話が鳴りやまない日がある。若手・中堅の人気男性舞踊家たちが一堂に会す「男性舞踊家の会」のチケット発売日だ。開場から20年がた ...
次世代へ、常に挑戦 嘉数道彦「観客が舞台育てる」 芸術監督の仕事(下)<新時代・国立劇場おきなわ20年>5
2013年、国立劇場おきなわの芸術監督を幸喜良秀から引き継いだのが当時33歳の嘉数道彦(44)だ。嘉数は、実演家として活躍する傍ら新作組踊や沖縄芝居の脚本・演 ...
新作上演で古典輝く 幸喜良秀「若手にチャンスを」 芸術監督の仕事(上)<新時代・国立劇場おきなわ20年>4
国立劇場おきなわでは、2009年から芸術監督を導入し、琉球芸能の演出という分野にも大きな影響を与えた。初代の芸術監督を務めた演出家の幸喜良秀(85)は「(琉球 ...
組踊研修、男性のみ 「女性に学ぶ機会を」 公演が先行、新たな風期待 <新時代・国立劇場おきなわ20年>3
中心的な演者を輩出してきた国立劇場おきなわの「組踊伝承者養成研修」。現研修生に当たる第七期の応募資格の一つに「中学校卒業以上で原則として30歳未満の男子」があ ...
人間国宝から直に学ぶ 伝承者養成研修、57人修了 躍動する若手(2)<新時代・国立劇場おきなわ20年>2
「形はできているが、目が落ち着いていない」。表玄関を閉じた木曜夜の国立劇場おきなわ。3階の研修室には「組踊立方」人間国宝の宮城能鳳(85)の声が静かに響いてい ...
高校生で組踊と出会い芸術監督に 金城真次 躍動する若手(1)<新時代・国立劇場おきなわ20年>1
放課後、那覇高校からバスで浦添市小湾に向かう。臨海地区にある閑散としたその場所で、ひときわ目立つコンクリート造りの建物が目に入り「ワクワクしました」。それが金 ...
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