「連載:手のひらの命・低出生体重児の今」の記事一覧
妊娠、出産、育児を通して、低体重児の家族がどのような思いを抱いてきたのかをひもときながら、今後必要な支援の在り方について考える。
【取材後記】社会の在り方に課題 連載〈手のひらの命・低出生体重児の今〉 嶋岡すみれ
嶋岡 すみれ 取材中、目に涙を浮かべながらこれまでの道のりを話してくれる人は1人や2人ではなかった。そのたびに何度「小さく産んでしまった」という自責の念に駆ら ...
低体重児家族への心理的ケアなど課題 望まない若年出産など早産要因への対策も 〈手のひらの命・低出生体重児の今〉
低体重児の家族へのケアなどについて話す琉球大学病院の呉屋英樹医師 体重2500グラム未満で生まれてくる低出生体重児。沖縄の低体重児の割合は1975年から40年 ...
小さな双子ともう一人の「月誕生日」 闘病しながらの出産「自分を責めずに、ゆっくりと」〈手のひらの命・低出生体重児の今〉
右から真栄田淳子さん、乙帆さん、義紀さん、朋希さん=9月、名護市 「小さく産んでしまったと、自分を責めないで。生まれてきてくれた子どもたちとゆっくり前に進んで ...
同級生と過ごせる今は奇跡 「今度は支える側になって」〈手のひらの命・低出生体重児の今〉
儀武樹さん(前列中央)と(後列左から)由紀さん、心乃ちゃん、佑さん、咲乃さん、斉さん。咲乃さんは亡くなった子の骨壺を持っている(提供) 2013年6月中旬。儀 ...
「生きてさえいてくれれば」420グラムの命 気持ち奮い立たせ〈手のひらの命・低出生体重児の今〉
大島友子さん(左)と娘の星七ちゃんを抱く夫の徹人さん(提供) 「生きてさえいてくれればいい。その気持ちだけなんです」。大島友子さん(45)=沖縄県那覇市=は、 ...
「生まれてきたなら前を向くだけ」不安乗り越え…育児の「当たり前」に喜び<手のひらの命・低出生体重児の今>
笑顔を見せる玉城愛梨さん(左)と榮人さん=2021年2月(提供) 「胎児発育不全」「未熟児」「予後」―。2015年末、当時妊娠7カ月だった玉城愛梨さん(36) ...
自責の念から喜びへ 成長と祝福、心の支えに 挑戦するわが子、広がる夢<手のひらの命・低出生体重児の今>
生後6カ月の栗原雄さん(提供) 「赤ちゃんを包む膜が出ている。生まれてしまったらこの病院ではどうしようもない」。2015年7月。栗原涼子さん(43)=北谷町= ...
「私がやらないと」命守る重圧 悩み共有へつながり、家族の会を発足 <手のひらの命・低出生体重児の今>
現在の石上晴さん(左)と朱美さん(中央)、青さん(提供) >>690グラムの産声に生命力感じ 「愛せないかも…」産前に抱いた不安吹き飛ぶ から続く ...
690グラムの産声に生命力感じ 「愛せないかも…」産前に抱いた不安吹き飛ぶ<手のひらの命・低出生体重児の今>
新生児集中治療室(NICU)に入院中の晴さん(石上朱美さん提供) 私はこの子を愛せないかもしれない―。2014年2月。石上朱美さん(39)=名護市=は、生まれ ...
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