「金口木舌」の記事一覧

　一昔前は記者の世界でも女性が男性警察官の隣でお酌し、ラブソングをデュエットするのが当たり前。他の女性記者が夜回りに行ってキスされた、と耳にしたこともある ▼「 ...

　名護市の凌雲寺には屋部寺という通称がある。１６９２年に凌雲和尚が教えを広めようと、屋部村に小屋を構えたのが寺の始まりだという ▼小堂には薬師如来像など７体の仏 ...

　ずいぶん前から鼻がむずむずしていた。それがアレルギー性鼻炎だと分かったのは数年前。症状がひどくなると風邪薬を飲んでいたが、必要なのは抗アレルギー薬とホコリの少 ...

　先日亡くなった漫画家・松本零士さんの代表作「銀河鉄道９９９」にライフルグレネードという星が登場する。その星では戦争が続いており、戦闘の様子を観光客に見せて収入 ...

　第２次大戦中の独ソ戦を舞台にした小説「同志少女よ、敵を撃て」にターニャという看護師が登場する。家族を皆殺しにされながらも「戦うか、死ぬか」という２択に取り込ま ...

　ある施設でトイレに行くと「男性」や「女性」の表記が見当たらず、青とピンクのイラストだけがあった。「青は男性、ピンクは女性」と、当たり前のように色で性別を分けて ...

　寝息を立てる子どもの頭をそっとなでる。普段は幸福感を得られるひとときだが、その夜は障がいのある我が子の将来をないがしろにされたように思い、心が重くなった ▼「 ...

　旅立ちの日、どんな思いで学びやを後にするだろう。きょうは県立高校の卒業式。今年の卒業生は2020年4月に入学し、コロナ禍の中で3年間の高校生活を送った ▼修学 ...

　女性ファッション誌といえば、10年ほど前まで豪華な付録を競う「付録合戦」が話題だった。最近は付録よりも、男性アイドル・俳優の表紙が目立つ ▼人気アイドルが表紙 ...

　毎日新聞記者だった西山太吉さんが沖縄を語る時、いつも「見せかけ」という言葉を使った。返還協定は「国民をあざむくための見せかけだ」というように ▼沖縄返還に絡む ...

　「半沢直樹シリーズ」など人気作を生む池井戸潤さんの小説は、サラリーマンの喜怒哀楽を多く描く。不条理な上司、なかなか進まない仕事などリアリティーがあり物語に引き ...

　「基地があるからまわりの国も警戒して基地をつくる」。１９７０年、週刊少年ジャンプに連載された漫画「オキナワ」に登場するせりふは今の時代を言い当てている ▼作者 ...

　うるま市大田の交差点に、40年以上鎮座した「大シーサー」をご存じだろうか。重さ約３トンのシーサーは老朽化を理由に先月から撤去作業が始まった ▼台座には時代の移 ...

　ザ・ドリフターズのリーダーを務めたいかりや長介さんのドラマでの台詞（せりふ）である。「人間は元々弱い生き物なんです　それなのに心の苦しみから逃れようとして強く ...

　防災頭巾をかぶった子がおびえた顔で身を隠す―。１月下旬、那覇市で弾道ミサイル飛来を想定した避難訓練があった。78年前の子どもたちが感じた恐怖を想像する ▼沖縄 ...

　１８７２年３月29日（旧歴２月21日）は、日本初の日刊紙「東京日日新聞」の創刊日。口語体が受け、大衆紙として定着した ▼言葉には力がある。ブラジル移民に母語で ...

　日本のパスポート（旅券）は「世界最強」と言われている。事前のビザ取得なしに１９３の国・地域に渡航できるのがその理由。英国のコンサルティング会社が毎年ランキング ...

　「親の心子知らず」ということわざがある。親の愛情はなかなか伝わらず、子どもが勝手に振る舞うことなどを意味する。子育てをする立場になって言葉の意味を実感する ▼ ...

　ポーランドで暮らすロシア出身の男性がスーパーで商品の購入を拒否された。彼の話すポーランド語はロシアなまりだった。すると列に並んでいたウクライナ人たちがレジ係に ...

　紫やコンディショングリーン、JET、オレンジレンジなど大物バンドを生んだコザ。ベトナム戦争に向かう荒れた米兵らと音楽でぶつかり、「眠らない街」で独自のオキナワ ...

　華やかな姿で人気が高いトルコギキョウ。県内での栽培も増えている。原産地は北米だが、花がトルコ人のターバンを連想させることなどからその和名が付いたとされる。親日 ...

　車を運転中、動物の絵とともに「とび出し注意」と書かれた看板が目に入り、はっとしてアクセルを緩めた。北部支社に勤務した頃の体験だ ▼本島北部は面積が大きく、取材 ...

　今日はバレンタインデー。英語圏では「Ｂｅ　Ｍｙ　Ｖａｌｅｎｔｉｎｅ」（私の特別な人になってくれる？）と手紙を添えてプレゼントを渡す習慣がある ▼２００８年のバ ...